【西武】外崎修汰選手インタビュー 配球は「ポンと戻ってきたりする」
5月12日放送のライオンズナイターでは、ベルーナドームの西武-楽天7回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの外崎修汰選手にインタビューした模様を放送した。9日(西武-ロッテ6回戦)では12試合ぶりの6号ソロホームラン、昨日の試合(11日、西武-ロッテ8回戦)では2安打を放つなど良い当たりが戻ってきている外崎選手に現在の調子を伺った。
――昨日(5月11日西武-ロッテ8回戦)良い当たりが多かったんじゃないですか?
外崎「そうですね。内容良かったと思います」
――一番良かったのはどれでしたか?
外崎「僕の中ではセンター前ですね(3回裏の第2打席)」
――最初のヒット、綺麗に弾き返しましたね?
外崎「そうですね。フォークボールだったんですけど、結構落ち球が苦手で。浮いてきたところを上手く反応してセンターに綺麗に返せたのは、自分の中でも良い感触だったというか。イメージ通りだった感じがありました」
――西野(勇士)投手の落ちる球というと決め球に近いと思う。それをあれだけ弾き返せるというのは……
外崎「良い所に投げられたら前に飛ばすのは難しかったんですけど、浮いてきたのを一発で仕留められたのは良いイメージに繋がっていくかなと思います」
――その最初のヒットが次のライトオーバーのスリーベース(第3打席)にも繋がったというのはあるのでしょうか?
外崎「どちらかと言ったら1打席目の見逃し三振の方が3打席目に繋がっていると思います」
――それはどういう意味でしょうか?
外崎「1打席目に追い込まれて、外の真っすぐで見逃し三振をしてしまった。結構呆気ない終わり方な感じがあったと思うんですけど、自分の中では全然待ってなかった球で。それを活かして3打席目に追い込まれた中、外真っすぐで決めに来たところを打てたかなという繋がりがありますね」
――2打席目を通り越して3打席目ということなのでしょうか?
外崎「相手の配球的にもそんなに簡単に何回も繰り返し続けては来ない。忘れるだろうなという時にポンと戻ってきたりするので、それがしっかりと合いました」
――マリーンズのポランコ選手がライトのフェンス際でジャンピングキャッチを試みて、取れずに倒れていたのはベースランニングをしながらご覧になりましたか?
外崎「いや、フェンスにぶつかった所までは見てました。転がったのはその後の映像で見ましたね」
――傍から見ててランニングホームラン行けるんじゃないかと思ったんですよ
外崎「僕もそのつもりで走っていました。そこは僕の後ろのコーチャーの指示に従って、という感じですね」
――狙ってはいたんですね?
外崎「もちろん(笑)。この前も京セラのオリックス戦(5月5日、オリックス-西武7回戦、3回表の第2打席でレフトフェンス直撃のスリーベースヒット)でありましたね。あの時も行く気満々で走ってました」
――最終打席は澤村(拓一)投手の球を弾き返してセンターへ素晴らしい当たり、惜しかったですね(結果はセンターフライ)?
外崎「そうですね……追い込まれながらあそこまでしっかり早い真っすぐを返せたというのは、アウトはアウトでしたけど、自分の中では次に繋がる内容だったかなと思います」
――追い込まれていなかったら、ひょっとしたら一発放り込めた可能性もあるということですか?
外崎「その可能性もあったかもしれませんね。三振をできるだけしないようにと心掛けているので」
※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー
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