大竹まこと「世界から見れば日本が人権をどう扱っているかという話」小島慶子 仲間じゃないから守らない、なんて国に安心して住めない」入管法改正に危機感
5月9日(火)大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)で、難民申請中でも強制送還を可能とする入管法改正案についてパーソナリティの大竹まことが「世界から見れば日本が人権をどう扱っているかという話になってしまう」と危機感を募らせた。
入管法改悪反対デモに参加したリスナーから番組あてにメールが届いたことを受け、フリーライターの武田砂鉄が「これからの日本の人口推計を見ても、外国の方が増えていくだろうと言われている。日本はこの先外国の方とどうやって一緒に暮らしていくか、将来の社会をどう設計するのかという状況にある。こんな時に入管施設の問題など改善をしないでいると、外国の人が日本を選ばなくなる」。と現状改善の声に耳を傾けない国の姿勢を危惧。大竹も「親は強制送還するが、日本で生まれた子どもは残れると言っても、親子を引きはがすか?世界から見れば日本が人権をどう扱うかって言う話になっちゃうよね」。と同意した。
パートナーの小島慶子は、「入管法改正案にしろ、自民党が『差別は許されない』の表現を『不当な差別はあってはならない』と表現を弱めたとされるLGBT理解増進法修正案にしろ、この国が人の命をどう扱うかという問題につながっている。差別されてもしょうがない人は差別されてもしょうがない、仲間じゃないから守らない、なんていう国に安心して暮らせない」。と語気を強めた。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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