規制緩和によって再び増加する満員電車。一駅乗ると自分のエゴを思い知る!?
女装パフォーマーのブルボンヌと、伝統芸能研究家の重藤暁を迎えた4月28日放送「西川あやの おいでよ!クリエイティ部(文化放送)」。
特集コーナーでは「“満員電車”をクリエイティブ」というテーマでお届けした。
通勤や通学における大きな悩みの種になりがちな“満員電車”。新型コロナウイルスの影響でリモートワークが増え、一時は姿を消したものの、規制の緩和によって再び“通勤・通学ラッシュ”がやってきた。
満員電車によって起こる電車の遅延、乗客同士のトラブル、卑劣な痴漢行為など数多くの問題を抱えている。リモート勤務採用企業の増加、時差出勤の奨励など、政府・企業が様々な対策を講じているが、まだまだ解決の糸口が見つかっていないのが現状である。
西川あやの「お二人、どうですか?満員電車は」
ブルボンヌ「上京してきて、大学にちゃんと行っていた頃はたくさん乗っていて。最近は出演する講演のスタートが昼ぐらいで、現場でメイクするときは、ちょうど移動時間が世の中のラッシュアワーに被る時もあって、そのときは久しぶりに満員電車を経験して『あー、こうだよね』って思い出した」
西川「重藤さんは満員電車、どうでしょうか?」
重藤暁「大学で授業しに行くときとかも電車で出勤してますけど、満員電車に乗りたくなくて、ラッシュアワーを避けて、8〜9時の電車に乗ればいいんだけど、乗るのがすごく嫌で、6時とかの電車に乗ります」
ブルボンヌ「本来、9時で間に合うのに3時間も前にオフピークしてるの?偉いねぇ〜」
重藤「じゃないと怖くないですか?もう精神的におかしくなっちゃうときがあって。満員電車って、自分が乗るときは『ごめんなさい、ごめんなさい…』っつって申し訳ない気持ちで乗るのに、次の駅でお客さんが入ってくると『入ってくんなよ!』って思うじゃないですか。自分の心の中で」
西川「自分で自分が怖くなるんですか?」
重藤「そう、その三分間で次の駅に行くまでに、心が豹変する…」
ブルボンヌ「そっか。自分のエゴを思い知るんだ?『先に乗ってるのはこっちだよ!』って急になるんだろうね」
西川「一駅で人の心理をそれだけ変えるって怖い…。自分で自分が怖くなるんですか?」
重藤「そうなんですよ。『入ってくんなよ!』って思っちゃうけど、『なんで思ってるんだろう?』って思って。もうなんかワケわかんなくなっちゃって、駅ごとに外に出なきゃいけなくなるぐらい自分が怖くなっちゃって。だったら、自分が嫌な思いするくらいなら、早く起きて早く行ったほうがいいと思って」
ブルボンヌ「暁ちゃん、デリケート〜。現場に3時間早く着いて何してるの?」
重藤「ずっと近くのマクドナルドとかに行って、朝マックを3つぐらい食べて…」
ブルボンヌ「あっ、あんまり有意義な時間の使い方はできてないみたいだね(笑)」
重藤「そうですね。早く行ってるっていうだけで、それはそれで疲れちゃうかなぁ…(笑)」
さらに、コロナの影響による電車の平均混雑率の推移や、政府や企業による満員電車の対策などについても話した。
「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜〜金曜の午後3時30分〜5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6kHz、radiko)で放送中。また、radikoのタイムフリー機能では1週間後まで聴取できます。
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