「神宮外苑を、未来につないでいく。」神宮外園地区まちづくりの広告に大竹が一ツッコミ「大きな木切って、小さい木を植えますって本数かい!」
4月28日の大竹まことゴールデンラジオでは、朝日新聞に掲載された「神宮外苑を、未来につないでいく。」という広告を取り上げた。
「神宮外苑を、未来につないでいく。」この広告は、神宮再開発計画「神宮外苑地区まちづくり」の事業主体である三井不動産株式会社、宗教法人明治神宮、独立行政法人日本スポーツ振興センター、伊藤忠商事株式会社が掲載したもの。
「神宮外苑地区まちづくり」の公式サイトによると、「4列のいちょう並木については、全てを保全する計画です。これまで培われてきた、いちょう並木に代表される歴史ある風景を将来に繋いでいきます。」とある。
また、公式サイトの「樹木の取り扱いに関する3つのポイント」によると、樹木については開発前が1904本。開発後が1988本。伐採樹木が743本、新植樹木が837本とあり、樹木自体は増やすと発表している。
この広告を見て、青木と大竹が次のようにコメントした。
青木「先週の土曜日、坂本龍一さんの意志に沿って神宮外苑の絵画館脇で集会があって、その集会に僕も取材に行ってきたんですけれど、要するに先人たちが残した緑を経済的合理性みたいなもので壊しちゃっていいのかっていうふうに坂本さん訴えられて、それに呼応するミュージシャンとかいろんな人たちが舞台の上で歌を歌ったりとかしていました。今回朝日新聞に乗った広告は、この事業者側がある意味で、これはそんなこと(環境破壊)ではないんだという意思表示なんでしょうね。緑は受け継がれるんだという。これ、お金があることを証明するようなもんですけれども、一面の広告を出していると。どうなんでしょうかねという感じがするような広告ではありましたよね」
大竹「気になるのは、いろいろなきれいな写真が載ってるんだけど、「掲載のイラストはイメージです。今後、計画を進めていく中で変更の可能性がございます。」と、なんか小さな字が書いてあるのと、それから緑を増やしますっていうところでは、樹木の本数は1904本から1998本に増やしますって書いてあるんだけど、大きな木切って、小さい木を植えますって本数かい!って当然ツッコミは入るよね。こんな小さな木でも植樹しようと何しようと1本は1本だからなーっていうことかね」
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