Kayさんが世界唯一の職業「ペン回しプロパフォーマー」になった理由
「おとなりさん」(文化放送)のゲストコーナー「10時のおとなりさん」の4月26日のゲストに、「世界唯一のペン回しプロパフォーマー」の Kayさんが登場! Kayさんがペン回しにハマった理由とは。
鈴木おさむ「Kayさんは、なんでペン回しをはじめたんですか?」
Kay「クラスで流行ったからなんですけど、友達がやっているのを見て。教えてもらったんですけど、その場ではできなくて。なんかモヤモヤして、インターネットで『ペン回し やり方』で検索かけたんです。その当時、ペン回しのやり方を解説しているWEBサイトがあって、そこを開いたら技名がずらーっと並んでいて驚愕したんですよ。動画を見ながら1個ずつ練習していったら、ハマりましたね」
鈴木「どんどん引き込まれていったんですか?」
Kay「そうなんですよ。ペン回しは思っている以上に奥が深くて、技もたくさんあるし、今は色んな技を組み合わせて10秒くらいの演目を作ったりするんです。そこが“自己表現”の領域までいっていて、どんどん深みにハマっていきました」
鈴木「でも深みにハマったとて、普通は“商売にならない”と思うじゃないですか? どこからビジネスになりはじめたんですか?」
Kay「大学2年くらいのときに、日本の大会で準優勝することができたんです。そのときにペン回しを表立って広める人がいない時期だったので、“俺がやってみようか”と思って調べたら、ペン回しのプロはいなかったんですけど、ペン回しのプロを募集している事務所があったんです。ここだ! と思って応募して、そこからパフォーマーとしての道を歩んで行った感じです」
鈴木「最初の仕事は覚えてますか?」
Kay「一番最初は『異業種交流会』みたいな感じで、ダンサーさんの後のステージで3分だけペン回しを披露しました」
鈴木「そのときは普通にペンを回すくらいですか?」
Kay「足の下に通したり、くらいはやりました。ただ、すごく繊細な技なので、ばたばた落としてました(笑)」
鈴木「なるほど! それが初めての仕事で、どんどん増えていったんですか?」
Kay「大学に通いながら活動して、一回ふつうに就職もして、2016年くらいから独立してパフォーマーになりました。それから『ヘブンアーティスト』という東京都のパフォーマーの資格を取得して、活動の幅が広がりました」
鈴木「主な仕事はパフォーマンスですか?」
Kay「はい。パフォーマンスショーがメインです」
鈴木「じゃあ、このゴールデンウィークもパフォーマンスをやっているんですか?」
Kay「はい。予定が埋まっています」
鈴木「人前でパフォーマンスをやる仕事をしていて、どんな瞬間が嬉しいですか?」
Kay「やっぱり人前でショーをやって拍手をもらえたら嬉しいですし、この仕事を通じて普段会えない人と会えるのは面白いです。でも何より僕はペン回しを“これだけすごいんだよ! カッコいいよ!”っていうのを広めたくてやっているので、“Kayさんを見てペン回しをはじめました”って言ってもらえるのが本当に嬉しいです」
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