世界の超富裕層の資産に最大５％の課税をすれば２０億人が貧困から抜け出せる？

森永　「これは理論的には正しいんです。岸田総理も総理大臣になる前は金融所得課税を強化して、そのお金で分配をして日本経済を盛り上げようねって言っていたんです。私は拍手していたんですよ。それがいつのまにかその構想は消えて、逆にみんなで投資しようぜって言い出して」

大竹　「そんな金無いよ」

森永　「投資家になるお金がないから貧乏なんですよ」

大竹　「投資したら儲かるような情報は得ていないと思うんですよね」

森永　「投資の世界の鉄則は『お金は持っている人ほど儲かる』。お金のない人が手を出すと大体ダメになります。お金持ちは、見かけでは色々と寄付をしたり世界のことを守ってますよと言いながら、あちこちに資本を移してタックス・ヘイヴンにいったり、節税を繰り返している」

大竹　「でも、資本主義がどんどん進んでいくと、こういうお金持ちが生まれるっていうシステムな訳でしょう？そこに5パーセントの課税をシステムとして上乗せする方法はあるんじゃないですか？」

森永　「私はあると思うんですけど、そういう政策が選挙で出て来ないんです。だから私は実態を知らせるべきだと、某情報番組のロケのときに、赤坂とか超一等地にある大豪邸のインターホンを押して『どうやってこのお金稼いでいるんですか？』って聞く番組を作りましょうって言ったら『森永さん、そんなことしたら僕の首が飛びます』って」

大竹　「普通に考えたら飛ぶでしょう」

 

＜参考記事＞

５％課税で２０億人が貧困脱出 超富裕層に、ＮＧＯ報告書

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