緊迫するスーダン情勢。自衛隊輸送機がスーダンへ。大竹「3日間でも2日間でも休戦してほしい」
4月21日の大竹まことゴールデンラジオでは、スーダン邦人退避へ向けて ジブチ派遣の自衛隊機 経由地に向け出発したというニュースを取り上げた。
アフリカのスーダンにいる日本人の退避に備えて周辺国ジブチに派遣される航空自衛隊の輸送機が21日午後、愛知県の小牧基地から経由地に向けて出発した。ただどうやって現地に入り在留法人の安全を確保するのかなど多くの課題が残っている。
スーダンで15日、正規軍と準軍事組織「即応支援部隊(RSF)」との衝突が発生した。RSFによるクーデターの動きとみられており、RSFは首都ハルツームの大統領府や空港などを制圧したと主張しているが現地軍はこれを否定するなど、情報が錯綜していた。現在も、首都周辺では激しい攻防がなされていると報道されている。
当局からの発表によると、20日までに約330人が死亡し、約3200人が負傷している。
RSFは、イスラム教の断食月、ラマダン明けの祝日に合わせて、72時間の停戦に合意したと21日、SNSで発表しました。停戦期間は、現地時間の21日午前6時、日本時間の午後1時からで、市民の避難を可能にするためだとしている。一方、スーダン軍は停戦についてまだ発表をしていない。
この報道を受けて、青木と大竹が次のようにコメントした。
大竹「スーダンから自衛隊機を前みたいにならないように派遣するって言ってやってくれてるんでしょうけども、もう今スーダンは法人たちはどうしているかっていうと、家の中にいて街にも空港にも行けない閉じ込められた状態だっていう。日本だけじゃなくて各国のスーダンにいる人たちがそういう状態になっちゃったわけだよね」
青木「そうですね。これは非常に難しいオペレーションになっていて、これは朝日が報じてますけれども、ドイツ軍も輸送機で、自国民150人どうもいいるらしいんですけれども、救出計画を実行仕掛けたものの中止した。どうも現地の状況がとてもじゃないけれども、そんな安全にオペレーションできるような状況じゃないってことみたいなんですね。現地在住のジャーナリストの人が言っているのは、「現時点で外国人が空港から避難するのは難しい。ほぼ破壊されている上に最も戦闘が激しい場所で、全く安全ではない」ということになっていると、この自衛隊のオペレーションが、ちょっと今の状況の中でうまくいくのかやるべきなのかっていうあたりはまだ見えないところですね」
大竹「早めにするって言って、それできないわけでだけど、それで別に俺責める気はないんだ。これだけ情勢が一気に緊迫してきた時にそれは無理だなってのは誰が見てもわかるわけだから。ただこういった時によその国も含めて、たとえば3日間でも2日間でも休戦します。みたいな世界的な枠組みがあって、そこから法人だったりよその国の外国人だったりを救出する時間みたいなのはちゃんと与えなくちゃいけないんじゃないかなと思います」
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