心理カウンセラー中元日芽香が、サウナで整うとメンタルヘルスの関連について解説!
『中元日芽香の「な」』が、4月24日(月)午前7時に更新され、「中元のつぼ」のコーナーでサウナとメンタルヘルスについて取り上げ、サウナで整うとは何か、サウナ初心者に向けたサウナの入り方について話した。
ここ数年ブームになっているサウナ。メンタルヘルスにも良いらしく、中元がサウナや整うと呼ばれている事象について語ってくれた。
中元「最近、推奨されてるサウナの入り方は、ただサウナ室に入って汗かいて終わりではないそうです。サウナ室で体を温めて水風呂で急激に体を冷やして、最後に外気を取り入れる。ここまでがワンセットだそうですね。まずサウナに入ることで、体の中で何が起こっているかっていうのを簡単にお話しますと、急激に日常生活ではありえないような高温にさらされて、皮膚の血管が拡張した状態になります。そこから急に水風呂に入ることで皮膚の血管が今度収縮します。その後、水風呂を出た後の血管が、サウナ室に入る前よりさらに広がる。それによって体が温まってくる仕組みなんだそうです。この時が、いわゆる整った状態と言われています」
では、この整うがメンタルヘルスとどのように関連するのか。中元いわく、とある物質が分泌されるようだ。
「先日、メンタルヘルスと整うの関連性を調べてみたことがありまして、実は、整った時に脳内でβ-エンドルフィンという物質が分泌されまして、いわゆる脳内麻薬的な特徴があるんだそうです。気分の高揚とか、幸福感が得られるっていうことですね。ほかにもオキシトシンとか、セロトニンと言ったメンタルヘルスを語る上ではうれしいホルモンたちが整ってる時に分泌されるために、整うことにみんな魅力を感じてるんですね」
最後に中元がサウナ初心者に向けて、サウナのおすすめの入り方をまとめてくれた。
「まずサウナ室に3分。最初だから無理しないで、室温が90度前後あるので、入った瞬間からもしかしたら熱いってなるかもしれませんが、サウナ室に3分。続いて水風呂が30秒。最後に外気浴とか水風呂を出てからの休憩を5分から10分。まずはこの分数から入ってみるといいそうです。慣れていったら少しずつあのサウナの時間水風呂の時間を伸ばしていってみましょう。ちなみに私の友人のサウナーによると整った状態っていうのは慣れだっていうふうに言われました。それから最後に水分補給ですね。しっかり行ってください。汗もかきますし、代謝が良くなるので、いつもそんな水飲まないし大丈夫でしょ。みたい甘くみていると大変なことになります。そういったサウナ施設はペットボトルを置いてくれてたり、買えたりします」
『中元日芽香の「な」』は毎週月曜日午前7時に、Podcastにて更新中。
「過去の配信分もこちらから聴けます」
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Profile
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1996年4月13日生まれ。広島県出身。早稲田大学在学中。 日本推進カウンセラー協会認定、心理カウンセラー&メンタルトレーナー。 2011年から6年間、アイドルグループ「乃木坂46」のメンバーとして活動したのち、2017年にグループを卒業。 自身の経験から、心理カウンセラーになることを決意。グループ卒業後、認知行動療法やカウンセリング学などを学び、2018年にカウンセリングサロン「モニカと私」を開設し心理カウンセラーとして活動を始め現在に至る。