「統一教会問題で解散命令請求を出す気配がない」伊藤惇夫が岸田政権を斬る
ジャーナリストの伊藤惇夫さんが4月17日の大竹まことゴールデンラジオに登場。岸田政権について大竹と意見を交わした。
大竹「今日はまた岸田政権の支持率が上がったという噂が届きましたが、伊藤さんはどう見ていらっしゃいますか?」
伊藤「支持率がなぜ上がるのか、極めて不思議で仕方がないですね。」
大竹「各項目に分けると反対意見が多いんですけどね。」
伊藤「なんでだろうな?、話がつまんないからみんな飽きちゃうのかな?とかちょっと思ったりするんですが、このところ気になるのは、国の形を変えるような重大な決断を気軽にどんどんやってるような気がするんですよ。原発の再稼働延長問題もそうだし、防衛費の倍増もそうだし、少子化対策もそうですね。最近はなんか花粉症とか言い出してますけど。ところがそういう政策を打ち出して、「なぜやるのか」とか「財源の裏付けはどうするのか」という説明が全然ないんですよ。そういう状況がずっと続いている中で支持率が上がっていくっていうのは何なんだろうな?皆さん「もういいや、勝手にやってよ」って感じになっちゃってるのかなという気もするんです。例えば、皆さんちょっと忘れかけてるのかなと思うのは旧統一教会の問題ですね。」
大竹「はいはい。」
伊藤「本来であれば4月ぐらいに解散命令請求を出すと言ってたはずなんですが、一向にそれが出る気配がないんです。」
大竹「そうですね。」
伊藤「質問権の行使だけでずっと来てるんですね。これひょっとしたら解散命令請求出せないんじゃないかな、という話もあるんです。それから、これはマスコミも悪いと思うんですが「救済法」を作りましたけど、あれは「救済法」じゃないんですよ。」
大竹「どういうことですか?」
伊藤「あれは「違法献金防止法」で、被害を受けた皆さんに対する救済でもなんでもない。それから、ある意味で違法献金を集める手助けしていた政治家の皆さんの説明なり総括なりっていうのが全くないんですね。皆さん忙しいからしょうがないんですけど、この問題はやっぱ忘れちゃいけないと思いますよね。」
大竹「あと維新のこともちょっと気になさっているみたいですね。」
伊藤「そうですね。僕は維新が〇〇な人たちの受け皿になってるんじゃないのかなって思っています。」
このあと「日本維新の会」躍進の理由を伊藤惇夫さんが分析。気になる方はradikoのタイムフリー機能でご確認下さい。
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