「それで足がよろけたんだよ」コンサート引退の加山雄三が最後の紅白歌合戦を語る

「それで足がよろけたんだよ」コンサート引退の加山雄三が最後の紅白歌合戦を語る

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4月17日から、くにまる食堂はSPウィーク!月曜日のお客様は、コンサート活動を引退した加山雄三さん。86歳の誕生日を迎えた4月11日に銀座の「加山雄三ギャラリー」で収録したトークショーの模様をお届けした。

邦丸「加山さんは何百何千のステージを踏んでこられましたが、最後のホールコンサートとなった去年9月の国際フォーラムのステージは、何か「感慨」のようなものはあったんですか?」

加山「まあね。その時はこれで最後だと言ってるけどさ、音楽に関することはずっと今でも携わってるしね。これで終わりだとは思わないからね。黙って歌おうかと思ってるんだよ。」

会場の観客(笑)

加山「一応「歌わないよ」って言ってるけどさ、まだ歌うチャンスはあるんだよ。まあ、そのうち歌おうと思っているんだけどね、どこかは言わないよ。(笑)」

邦丸「やりそうだな。(笑)あと、去年の大晦日は紅白歌合戦でラストステージを飾られました。最後の紅白はいかがでした?」

加山「スモークを焚くのはやめろと思ったんだよ。最初にやってたリハーサルでは薄かったのに、本番になったら足がほとんど見えなくなるぐらい。それでスモークってのは水蒸気なんだよ。ちょっと金属があると滑るんだよ。だから怖いなと思って、移動しようとしたらツルっといったの。それで足がよろけたんだよな。悪いなと思ったけどさ、みんな心配してたみたいだったね。でも、なんとか無事に歌い終わって、ほっとしたね俺。「ああよかったと」思って。(笑)」

邦丸「向こうからすれば、そりゃ若大将のラストステージの紅白だから、いつも以上にスモーク出しちゃったんじゃないですか?」

加山「普段のままでいいだろ。まいったよ。」

邦丸「このギャラリーには歌の世界の方からのお祝いの花も届いています。中には桑田佳祐さんと原由子さんの花もあります。」

加山「桑田くんは同じ茅ヶ崎出身でよ。俺の後輩みたいなもんだよ。それで「原坊」と山下達郎夫婦も4人で俺にごちそうしてくれたことあるんだよ。ついこの間、飯を食った。中華料理屋でね。嬉しかったね。」

邦丸「めちゃくちゃ豪華な顔ぶれですよね。お料理サービスする方も手が震えますよ。」

加山「そんなことないよ。」

邦丸「どんな会話をされるんですか?」

加山「どんな会話って、そこらにある会話だよ。別に特別なことはない、「これうまいね」とか、そんな話をしてるんだよ。」

邦丸「音楽的な話は出ない?」

加山「音楽的なことは話すわけないよ。音楽やってるんだから、何にも話す必要ないよ」

邦丸「このエビチリうめえなとか、そういう話ですか?」

加山「そういう話ばっかりしてた。「加山さん料理やりますか?」って「いや食うだけで別に作ったりしないよ。昔だったら船があったからな。料理やらなきゃいけないときもあったけどな。」とか、それぐらいのもんだ。音楽の高尚な話をすると思ってんだろう?(笑)」

この後の「くにまる食堂」では、加山雄三ファンが選んだトップ5曲も紹介。気になる方はradikoのタイムフリー機能でご確認下さい。

「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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