経産省が広告代理店の『管理費』を100億円増額 大竹まこと「金食い虫が増えていくだけ」
4月13日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、経済産業省が「電気・ガス代補助」事務管理費を約100億円上乗せし、320億円にまで引き上げていたニュースを取り上げた。
砂山アナ「経産省から、いわゆる電気代を安くするための補助金っていうのが、電力やガスの小売事業者に支払われているんです。その事務作業だったりを担う間の会社の『管理費』っていうのが、最初の提案で218億円という提示を受けて、(複数の応募企業の中から)博報堂に決まった。のに、経産省側からの指示で100億円増やして、320億円になったと」
この件について、今年3月の参院予算委員会では、立憲民主党の田島麻衣子さんが「国民の税金なのに、勝手に経費が上がっている」と指摘。
西村康稔経産相は「(補助金を受ける)電力小売り事業者を審査する体制や、(事業者らからの問い合わせに応じる)コールセンターの強化などを指示した」と返していたが――
大竹まこと「(電気・ガス代を)安くするんだ……って話だよね? 安くするのにも、やっぱり間に広告代理店が入ってるってことだ。ここがよく分かんないんだよね」
砂山アナ「そうですね。最近色々な現金給付がありますけど、毎回この現金交付や補助金のために、多額の管理費をかけてるわけです。元財務官僚の方は『給付システムに関するプログラムのひな型を作るべきじゃないか』とコメントしています」
この100億円の詳細については明かされていない。
大竹「手続きと管理と、配る方法と、全部含めて丸投げするわけだよね。もっと総合的にやらないと、あっちこっちに金食い虫が増えていくだけって気持ちになっちゃうけどね。どうにかならんのかね、なんかスッキリしなくて。100億円はどこから……なんで余分に出しますよって言い始めたのか見えてこない」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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