オトナの歌謡曲プロデューサー・佐藤利明、ピンク・レディーを語る!
4月12日放送の「くにまる食堂」(文化放送)は、娯楽映画研究家・オトナの歌謡曲プロデューサーの佐藤利明さんとともに、ピンク・レディー特集をお届けした。
野村邦丸「くにまるジャパン時代に都倉俊一さんにピンク・レディーの話を伺いましたけど、最初は静岡から出て来た垢抜けない女の子が、ピンク・レディーにがらっと変わった」
佐藤利明「それは見事で、ミーさんとケイさん、二人が持ってた音楽性、どういうパフォーマーになりたいかという気持ちがきちっとあったので、芸能界のレールの中に乗りながら、やりたいことをどんどん実現していく」
邦丸「デビュー曲が1976年8月の“ペッパー警部”」
佐藤「とにかく、ペッパー警部って何だろうと思いましたね。それまでの歌謡曲とスタイルが違うし、彼女たちの圧倒的なパフォーマンス、土居甫さんの振り付け、阿久悠さんが書いたワンダーな歌詞、都倉俊一さんのロック志向が相まって、すごいポップグループが誕生するわけです」
また、佐藤氏はピンク・レディーの名前の由来についても語った。
佐藤「元々、ピンク・レディーはビクターで“白い風船”というフォークデュオっぽい名前を付けられそうになる。でも、都倉俊一さんが、バーのカウンターでぱっとカクテルを見た時にピンク・レディーに。非日常性のエンタテイメント路線ということで、それまで山本リンダさんやフィンガー5で実践してきたいわゆる絵空事で楽しい別空間、恋だの愛だの人生ではないものを広げたのがピンク・レディーの線だったんですよね」
「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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