浦沢直樹が憧れる!手塚治虫のセクシーな線とは?
4月8日の「純次と直樹」(文化放送)は、「幻の名盤解放同盟が復活させたこの曲がすごい」と題して、幻の名盤解放同盟が復活させた曲を紹介し、高田純次と浦沢直樹がその曲の魅力について語り合った。その流れで、浦沢直樹が憧れる手塚治虫の線の話に発展した。
浦沢「幻の名盤解放同盟というのは、漫画家の根本敬さん、音楽評論家の湯浅学さん、デザイナーの船橋英雄さんで結成されたユニットです。3人は、廃盤となった楽曲を探し出して、再び息を吹き返す活動をされてます。彼らが集めたレア盤を皆さんにお届けしたいと思います。今回は第3弾、ビクター編です」
高田「應蘭芳(おう・らんふぁん)さんの“痛い痛い痛いのよ”っていう曲がいいね~」
浦沢「高田さんがリクエストする曲も良いんですけど、“火遊びのブルース”というのがあるんです」
高田「いいね~」
浦沢「コンプライアンスだなんだっていって、かけられる、かけられないというのがあるんですけど、歌詞を見ると、特に問題のあることいってないんですね。歌い方なんですよ。彼女のパフォーマンスがすごいんですよ」
実際、應蘭芳の“火遊びのブルース”を聞いた二人は…
高田「すごいね~。應蘭芳さん、11PMで出て来たの?」
浦沢「TVドラマ“マグマ大使”で主人公の奥さん、モル役も務めた」
高田「モロ?」
浦沢「モロじゃないですよ、モル(笑)」
高田「タバコって言っただけでセクシーなんだよね」
浦沢「見習わなきゃいけない。僕も、漫画の線をす~っと引いただけで、“君の線エロいね~”って言われたらいいなって思って」
高田「線を引いただけでね」
浦沢「手塚治虫先生の作品で“千夜一夜物語”っていうアニメーションがあったんです。その中で一本の線がうねうねするだけで、エロいシーンがあるんです。それだけで、何?何?ってなるんです」
高田「俺もそのライン狙っていくかな」
浦沢「高田さんの鼻詰まってるのもセクシーですけどね(笑)」
「純次と直樹」は土曜夜6時30分から、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。