“いじめ”と“いじり”の境界線は?

“いじめ”と“いじり”の境界線は?

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バラエティー番組などでよく見られる“いじり”。これは“いじめ”とどう違うのか?4月4日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部(文化放送)」では、プロのお笑い芸人が“いじり”について議論した。

西川「『お笑い芸人の“容姿ネタ”見たいですか?』というアンケートが週刊文春の2021年5月2日の記事にありました。19歳から92歳までの幅広い年齢層から集計していて『あなたはお笑い芸人が見た目のことで笑いを取るネタを見たいですか?』という質問に対し、『見たい』が13.9%、『あまり見たくない』が40.3%、『絶対に見たくない』が25.2%、『どちらとも言えない』が20.6%となりました。大きく『見たい』『見たくない』で分けると、見たくない側のほうが多いんですね」

バービー「私、見てる側として、海原はるか・かなたさんみたいなお正月には必ずみたいな、髪の毛をフゥ~ってやって頭皮が!みたいなのは見たいです。だけど、独身で『モテたい』って言っておきながら、“容姿いじられ”をしている若い子は、受け答えにちょっとした悲壮感が出てる場合、辛くなっちゃう。だからケース・バイ・ケースですよね」

西川「受け手のステイタスが男か女か、年齢はいくつかにも関わってくることかもしれません。自分の髪の毛の量とかによっても傷付き度が違うのかもしれないですよね」

大島育宙「見た目として、わかりやすくするためにわざと太ってる人もいるんで、ボクの相方は完全にそうなんですよ。そのために30キロくらい太ったのかな、それが適正な体重だったらしく、彼はそこで安定していますけど。でも、そのおかげで太田光さんに会った時にいじってもらえたりするんで、それは努力でもあったりするんです。マッチョ芸人の人が筋肉を鍛えて筋肉アピールでいじられたりするのと、太ってる人がいじられたりするのがどう違うのか?違わないんじゃないかと」

バービー「受け手側の価値観が透けて出ちゃってますもんね。デブはいじっちゃダメだけど、マッチョはいじってもいいみたいな」

大島「上下つけてますよね」

バービー「そう。上下ができてる」

番組では、この他にも“いじめ”と“いじり”の違いについて話し合っています。もっと聴いてみたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。

番組の「きょうのクリエイティ部」のコーナーでお伝えしています。

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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