ノバセル田部、Voicy代表と音声メディアの可能性について語り合う

ノバセル田部、Voicy代表と音声メディアの可能性について語り合う

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4月3日の「ノバセルpresentsマーケティング進化論」は、音声プラットフォームを運営する株式会社Voicy代表取締役CEO・緒方憲太郎さんをお迎えしてマーケティングにおける音声メディアの可能性などについて、パーソナリティのノバセル代表・田部正樹と話し合った。

文化放送・甲斐彩加アナ「株式会社Voicyは、どういう会社ですか?」

株式会社Voicy代表取締役CEO・緒方憲太郎氏「我々は音声プラットフォームを運営している会社だと言っています。例えるならYouTubeの音声版。スマホ1つで音声配信ができる、誰でも簡単にラジオ局が作れる、みたいなサービスだと思ってもらえればと思います。ポッドキャストみたいなものも色々あったんですが、我々は編集を全くせず、10分の尺で出す、審査制にして一部の選ばれた人がしゃべるという形で2000チャンネルあって、ユーザーは170万人ぐらい使ってるサービスになってきているという感じです」

甲斐「田部さんは音声コンテンツについてはどう思われますか?」

ノバセル株式会社代表取締役社長・田部正樹氏「顔が映っていると思うと緊張する。映っていないと比較的何でもしゃべれるというか、家や飲み屋で話してるのに近い感じになる。話す内容の質としては、こっちの方が高くなるんじゃないかと思います」

甲斐「音声メディアのこれからの可能性はどのように感じていますか?」

緒方「僕はめちゃくちゃあると思ってやってます。音声の特徴は好かれるというところがとにかく大きいんですよ。ユーチューバーの方に聞いたら、コンテンツ離脱率、途中でどこでやめるかの率がだいたい30%なんです。Voicyの場合は、ユーザーがだいたい80%くらい。しっかり最後まで聞かれるんです。世の中には、サービスをぱっと知ってもらいたい人としっかり理解してもらいたい人に分かれてます。しっかり理解してもらいたい人にとって、めちゃくちゃ良いマーケティングツールが音声だなという風にならないかなと考えています」

田部「なんでなのですかね?30%と80%の差は?」

緒方「まず、画面を見ていないので他のコンテンツに飛ばないというのも多分あります。聞きながらルーティン作業をしているので、最後まで聞ける」

田部「BGMになっているということですね」

緒方「ビジュアルコンテンツは比較的に見ただけで満足するので、消費した感じになる。音声コンテンツは最後まで聞かないと消費したという感覚になりにくい。ユーチューブだと、今回は5万人、今回は3千人と差が出る。音声コンテンツはずっと6千人聞いてるみたいになったりすんですよ。今回、たいして面白くない話でもその人のことを聞いてるということ事態が1つのルーティンになってる」

田部「成功事例がまだ一般的に広まってないというのもあるかもしれないですね。ラジオでいうと、家事をする時に聞く、帰ってくる車の中で聞くとかルーティン化してる。それもすごく良いと思う一方で、Voicyならストックされてるのでランニング中に聞くみたいに出来たりするのも良いですね」

緒方「これからかなと思ってます。ライフフィットメディアを作ろうとすごく意識してます」

「ノバセルpresentsマーケティング進化論」は毎週月曜19時30分~20時まで文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。日本最大級の音声プラットフォーム「Voicy」でもアーカイブ配信しています。

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