「さそり座の女」はベートーベンの「ピアノソナタ第8番 悲愴」とソックリ?

「さそり座の女」はベートーベンの「ピアノソナタ第8番 悲愴」とソックリ?

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世界中には数々のヒット曲があるが、有名になる曲はなぜか「ソ・ド・レ・ミ」で始まるものが多いという。3月28日の「くにまる食堂(文化放送)」では音楽家の宮川彬良さんが「ソ・ド・レ・ミ」で始まる曲をたくさん紹介してくれた。

玉川美沙「“ソ・ド・レ・ミ”ってこんなんよっていう分かりやすいのを…」

宮川「この曲とこの曲が同じ“ソ・ド・レ・ミ”でできているいうのを感覚で感じてほしい。1曲目はこれです」

M:『さそり座の女』の歌い出し

宮川「ありがとうございます。つまり歌の始まりの4つの音が“ソ・ド・レ・ミ・ミ・ミ・ミ”で始まってたんです。実はこの美川憲一さんの『さそり座の女』とベートーベン作曲の『ピアノソナタ第8番 悲愴の第3楽章』は同じ音列でできています。ちょっと聴いてみましょう」

M:『ピアノソナタ第8番 悲愴の第3楽章』

玉川「(笑) 先生、もう面白いです」

宮川「いやになっちゃうくらい面白いよね」

玉川「美川さんの声が聞こえちゃいました」

宮川「キーは違うんですけど、“ソ・ド・レ・ミ・・・”と“い・い・え・わ・た・し・は~”が同じ」

玉川「まさかの!」

宮川「この開きは何なのさって感じでしょう?」

玉川「音楽を並べたら、どこにでも“ソ・ド・レ・ミ”は存在するってことですか?」

宮川「ドレミファソラシドでできてる音楽は世界中にありますが、本当にびっくりするほど有名になる曲は最初の4つの音が“ソ・ド・レ・ミ”で並ぶものが多い」

玉川「最初が“ソ・ド・レ・ミ”」

宮川「サビが“ソ・ド・レ・ミ”っていうのもあるけど、わかりやすいのは最初の4音が“ソ・ド・レ・ミ”だよね」

玉川「今の2つなんか思いっきりそうですよね」

宮川「きのうメールでスタッフに『この5曲でフラッシュ作れる』って頼んどいたのがあるんだけど…」

玉川「“ソ・ド・レ・ミ”フラッシュですか?」

宮川「日本の昭和歌謡には歌いだしが“ソ・ド・レ・ミ”ってメチャクチャ多いの。感覚で楽しむためにフラッシュで5曲聴いていただきましょう」

番組では、他にも宮川彬良さんが豊富な音楽知識を楽しく伝えてくれています。“ソ・ド・レ・ミ”フラッシュを聴いてみたいという方はradikoのタイムフリー機能でお楽しみ下さい。

 

「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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