「女芸人イジリはもう大変!」面白い番組がなくなったのはなぜか?大竹・室井とテレビプロデューサーが激論!
1992年テレビ朝日に入社し、報道ステーションやABEMA Primeなどの番組を手掛けたテレビプロデューサーの鎮目博道さんが3月17日の大竹まことゴールデンラジオに出演。大竹、室井とともに最近息苦しいテレビの世界について意見を交わした。
鎮目「テレビマンはみんな「若い人がテレビを見ない、テレビ離れだ」って言うんですけど、その割に、ちょっと毒があったりしてゲラゲラ笑っちゃうような番組を作んなくなってるじゃないですか。無難な笑いばっかりやられても若い人は見ないですよね。」
室井「若いお笑い芸人が、いい人になりたがるところをテレビで見せられると、戸惑っちゃう。」
鎮目「本当はテレビって、そんなに優等生な感じじゃなくていいと思うんですよ。うちの息子はいわゆるZ世代なんですけど、子供の頃「8時だョ!全員集合」を見てゲラゲラ笑ってたりしたんですよね。」
大竹「お笑いにトゲがあるのは昔から分かってることなんだよね。俺が思うのは、想像力がとても素敵な人たちも、即物的などついたりするのも、芸なんだよね。俺は創造的みたいなのが好きなんだけど、どつくタイミングで笑わせる芸もあるし、幅広く色んな人がいてほしい。」
鎮目「どつく漫才がいじめを生んだら良くないとは思うんですよ。だから、そうならないように僕らテレビマンが工夫すればいいことで、そうじゃない感じで、ちゃんと笑えるどつき漫才も、テレビでやれるようにしてかなきゃいけないと僕は思うんですよね。」
大竹「目の前の問題としては女芸人のいじり方。ここはもう大変!」(笑)
鎮目「本当ですよね。」
室井「だけど、いじられてる人たちって、いい意味で可愛がられてる風にも見えるよ。」
大竹「いや俺らが考えているのは、どうやったら笑えるかだけ。俺も間とタイミングを測って一生懸命やってるつもりなんだけどね。」
鎮目「当の女性芸人さんが一番辛くないですかね。自虐が使えないとかもありますもんね。」
大竹「番組が始まる前にお話を伺ったら、今はアベマの方が番組作りやすいんだって。ただ、金の無い中で工夫して作んなくちゃいけない。」
室井「鎮目さんの話聞いていっぱい番組作ってもらいたいなって思ったけど、応援したくなる人のネックは「金がない」ことだね。」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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