桂雀々、両親に捨てられた壮絶な少年時代を語る!
3月15日放送の「くにまる食堂」(文化放送)は、落語家の桂雀々さんが出演し、親に捨てられた少年時代の話や今はまっているWBCについて、笑いを交え語った。
野村邦丸アナ「雀々さんのお父さんが凝っていたのがギャンブルでした」
桂雀々「ギャンブルで家庭崩壊したんですね。うちの親父が家庭を潰して、そのまま出て行くのかなと思ったら、母親が逆に出て行ったんですね。その1年後、親父が出て行って、一人ぼっちになったんです」
邦丸「家にはお父さんが作った莫大な借金が残り、借金取りがやってくる」
雀々「借金取りに胸ぐら掴まれて、“君のお父さん、お母さんはどこにいるんや?”と聞くので“1人で生活してます”と言うと“そんなわけないやろ”と。“そんなわけないんです”ってダ~ッとしゃべったんです。そしたら、借金取りがもらい泣きして。それで私が、“すみませんけど、5千円貸してくれませんか?”ってお願いしたら、取り立てのお兄さん、5千円渡してくれて“なんで取り立てに来て5千円取られなあかんねん”と」
邦丸「はっはっはっはっはっ」
雀々「でもあの時の5千円がどれだけ助かったか」
邦丸「時は経って、行方知らずのお母さんが29年ぶりに現れた」
雀々「来て、言い分けをまくし立てるようにしゃべってました。僕が“お腹痛めて産んだ子をよく捨てましたね”って言ったら、向こうも言い方がすごかった。“捨てたんと違う、置いてきたんや”って」
邦丸「はっはっはっはっはっ」
雀々「すごいな、この人って思いました」
「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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