笠井信輔が今年のアカデミー賞作品賞を予想!「エブエブとスピルバーグの一騎打ち」
3月8日放送の「くにまる食堂」(文化放送)は、3月13日のアカデミー賞授賞式を前に、フリーアナウンサーの笠井信輔さんがアカデミー賞の予想をした。
笠井信輔「今年のアカデミー賞の特徴は1つは、日本の作品がないということ。去年は“ドライブ・マイ・カー”があって大騒ぎになったんですけど。ただ、アメリカのほうは騒ぎになっていて、ブロックバスターが帰ってきたと言ってるんです」
野村邦丸アナ「どういうこと?」
笠井「超大作映画とかヒット映画がノミネートされてるんですよ。今年は、10作品ノミネートの中に、ヒット作がけっこう入っているんです」
こうした中、笠井氏はアカデミー作品賞を取りそうな映画として2作品を挙げた。
笠井「アカデミー賞、10部門11ノミネートと最も多かったのが、“エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス”。略してエブエブ。こんな映画が最多ノミネートされるの?っていうSFアクションコメディなんです。潰れそうなコインランドリーの女主人が世界を救うために自分のいる世界とは別の世界の自分の力を借りて悪と戦う話です。これが、色々な賞を総なめしてるんです」
邦丸「面白いの?」
笠井「面白い!最終的には家族愛に行き着いて、感動まではいかないんですけど。よくこんな複雑な話を映画にしたなって思うわけ」
邦丸「へ~」
笠井「そして、“フェイブルマンズ”。これ、スピルバーグの映画で、スピルバーグの幼少期の実話を元にした、こんな風に映画の道に進むんですよというような映画になってる。映画ファンなら感涙の感動作。いい映画なんですよ」
邦丸「ETは出てこない?」
笠井「出てこない」
邦丸「はっはっはっはっはっ」
笠井「エブエブとスピルバーグの一騎打ちになると思います。でも私は、作品賞に関しては、今までノミネートされたことがないジャンルのSFアクションコメディが取るか?っていうところで、エブエブだと思います」
「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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