大竹まこと、福島第一原発処理水の海洋放出に疑問「大丈夫な水なんでしょ?なんで1キロ先に出すの?」
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3月7日(火)大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)で、福島第一原発の処理水を排出するパイプラインの工事が進んでいることについてパーソナリティの大竹まことが疑問を呈する場面があった。
番組では東京新聞の、福島県の漁師が処理水排出による海洋生物への影響について不安を訴える声を紹介。1キロ先の沖に排出するパイプラインを海底に引く工事が進んでいることについて大竹は「1キロ先って言うけど、湾のすぐにそのまま出すのとどのくらいの違いがあるのかね。そもそも希釈して出すなら大丈夫だっていう政府の説明があったはずだけど、心配だから1キロ先に排出って……1キロって何なの?」と全く納得がいかない様子だった。
間もなく震災から12年を迎えるのにもかかわらず、避難指示区域から避難した後帰還した住民が18%にしか満たないという記事も紹介し、大竹は「今もまだいろんな問題を抱えて、この段階から随分抜け出せないでいるよね」。と悔し気に述べると、フリーライターの武田砂鉄氏は「復興っていうのは現地に居る人の言葉ではなく、東京にいる人が投げかける言葉となっている場合がありますよね」。とかみしめる様に語った。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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