武田鉄矢「海援隊はオレが汚い手を使って結成(笑)」
デビュー50周年となる海援隊。3月7日の「くにまる食堂(文化放送)」では武田鉄矢さんが海援隊結成前、17歳の頃のエピソードを語ってくれた。
邦丸「海援隊の“はじまりのはじまり”は17歳、高校生の時、夕日が差し込んでくる教室でギターを弾いていた中牟田俊男さんに柔道部の部活帰りの武田鉄矢少年が『(加山雄三さんの曲の)旅人ひっきぃ?(弾ける?)』とリクエスト。そしたら?」
武田「気持ちいいんですよ。ここからが本当にオレのやり方が汚いんだな」
邦丸「(笑)」
武田「中牟田がコンビ組んでて、もう1人野田ってやつがいた。これが絵に描いたような美少年。この二人がギター持って英語の歌を歌うんです。でも、この二人はおとなしいんで文化祭で歌いたいんだけど、うちの学校は田舎の高校で荒いのよ。歌おうとすると歌わせまいとヤジが飛ぶバンカラばっかりの高校だった。そこで中牟田が『武田、あんた司会しちゃらん?(司会やってくれない?)』って言うんです。何でかっていうと“抑えが効くヤツ”がいたほうがいいから。その時のオレが汚いことに『一曲歌わしてくれたら、やってもいい』って」
邦丸「(爆笑)」
武田「観てたヤツによると異様な雰囲気だったらしいよ」
邦丸「え、異様?」
武田「うん。柔道部で丸刈り、太腿から何からパッツンパッツン。オレ、スボン履くと前のチャックが見えちゃうの、下っ腹が出てる関係で。それが照明浴びるとキラキラ光る」
邦丸「(笑)」
武田「歌った歌が【花はどこへ行った】。それはもう異様な風景で700~800人の講堂が静まり返った」
邦丸「ギターは中牟田さんと、その時は千葉さんじゃなくて…」
武田「野田がやってた、私がボーカルで。それから癖になっちゃって二人を呼び出しては『想い出の渚ひっきぃ?(弾ける?)』って」
邦丸「(爆笑)」
番組では、この後も武田鉄矢さんが海援隊の思い出を語っています。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお楽しみ下さい。
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