『岩本勉のまいどスポーツ』 海外経験で成長期す
早稲田大学 花田勝彦監督の 駅伝強化プロジェクト
2月20日の『岩本勉のまいどスポーツ』は
早稲田大学 競走部 花田勝彦駅伝監督が
生出演。
総合6位でシード権を獲得した
今年の「箱根駅伝」や
選手を海外遠征・合宿に送り込むための
強化プロジェクトについて伺いました。
女子サッカー・ちふれASエルフェン埼玉を
応援する
「GO!エルフェン 翔んでなでしこ」は
エルフェンの下部組織
ちふれASエルフェン埼玉マリ
15歳以下の世代=ジュニアユースを
指揮する監督にインタビュー。
元なでしこジャパンの天才レフティー、
伊藤香菜子さんにお話を伺いました。
目次
海外経験で“名門”早稲田復活へ
早稲田大学が「箱根駅伝」で最後に
頂点に上り詰めたのは2011年。
以来、総合優勝から遠ざかり
昨年度はシード権を失いました。
そうした母校の立て直しのため
選手時代に優勝経験を持ち
上武大学、GMOインターネットグループで
指導者としての経験を積んだ
花田勝彦さんが去年6月
早稲田大学の駅伝監督に就任。
「故郷に帰ってきた気持ちになった」
と語る花田監督は
「箱根駅伝」予選会を4位で突破。
本大会では、目標の「5位」に
わずか3秒差の総合「6位」につけ
シード権を確保しました。
今後、名門復活のために必要なことを
聞きました。
花田「選手層が薄いと言われますけども
私はそんなに思ってなくて、
期待された人が
期待に応えられる走りが、
ここ数年できていなかった。
箱根駅伝は10人で走りますから、
極論を言えば期待された10人が
しっかり自分の役割を果たせば
優勝できると思ってるので、
それぞれ自分自身がやるべきことを
しっかりやれる。それが早稲田の
良さだったんじゃないかな。
駅伝はチームスポーツという
イメージがありますけど、
私は個性的な選手が
10人集まってもいいので、
それぞれが自分の役割を
きっちりやってくれれば・・・
野球も同じですよね」
岩本「駅伝はチームスポーツだと思って
見てます。
あのタスキにチームメイトの
心がないといい成績は
出ないわけじゃないですか。
花田監督は学生の心をまず動かす、
心の奥の扉を開く作業から
入ってくんじゃないかな」
花田監督は学生時代に海外遠征を経験。
現状に満足することなく
もっと上を目指すことができて、
海外遠征・合宿に大きなメリットを
感じているそうです。
ガンちゃんも若手時代には
ヤンキース傘下のチームに加わり
秋季リーグに出場した経験があります。
岩本「自分のストロングポイントや
できることを伸ばし、
欠点をカバーする。
そういうことに気づいたんです」
文化や習慣が異なる海外の選手と
共に汗を流した時間は
貴重な時間だったと振り返るガンちゃん。
花田監督も同様に
「いろんな国に行っていろんな人と
話すことがすごく楽しかった」
と選手時代の海外遠征を振り返ります。
早稲田大学競走部駅伝 強化プロジェクト
花田勝彦監督は現在
クラウドファンディングを活用して
選手の海外遠征や合宿費用のための
支援を募集しています。
プロジェクトタイトル:
「箱根の頂点へ。そして世界へ。
早稲田大学競走部
駅伝強化プロジェクト」
第一目標金額の500万円は
募集開始初日で到達。
現在は第二目標1,000万円に向けて
募集を続けています。
※ 追記 2月23日に第二目標を達成しました
(第三目標は2,000万円)
花田「今年の夏、有力な選手たちに
経験させたいなと思っています」
国内にもレベルの高い大会はあるものの、
知らない土地に身を置く経験も重要
と語る花田監督。
花田「海外に一人でポーンと放り出されて
すべて自分で何もかも
やらなければいけない、
そういう経験が
すごく大事だと思うので
できるだけ若いうちに
そういう経験をさせてあげたいなと
思っています」
岩本「年頃の時に
いろんなことを工夫することも、
競技にもそうだし、人間形成にも
すごい勉強になりますね」
花田「いろんな国に(遠征・留学の)
経験させて、
それを持って帰ってきて、
仲間に伝えてほしいと思ってます」
箱根の頂点へ。そして世界へ。
早稲田大学競走部 駅伝強化プロジェクト
について詳しくは
クラウドファンディングサイト
「READYFOR」(レディーフォー) の
ウェブサイトをご覧ください。
(寄付の募集は3月31日23時まで)
花田勝彦監督の夢
番組エンディングでは
花田勝彦監督に夢をお聞きしました。
花田「オリンピックに出て活躍する選手を
育てたいですし、
箱根駅伝優勝とか三大駅伝優勝とか
自分が監督のうちに
達成したいですね」
岩本「今どきの選手たちに
プレー(競技)以外も、
日常も寄り添いながら、いい絆で
強い組織になっていきたいですね」
■早稲田大学競走部 ウェブサイトは
こちら
■花田勝彦監督のツイッター
@hanawin71 は こちら
■早稲田大学競走部のツイッター
@hWaseda_Kyoso は こちら
■クラウドファンディング
箱根の頂点へ。そして世界へ。
早稲田大学競走部
駅伝強化プロジェクトは こちら
(寄付の募集は3月31日23時まで)
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GO!エルフェン 翔んでなでしこ
『ちふれグループpresents GO!エルフェン 翔んでなでしこ』では
埼玉県西部地区を拠点に活動する女子サッカークラブ
「ちふれASエルフェン埼玉」に所属する選手たちが、
サッカーを通じて飛躍していく姿を応援していきます。
今週はエルフェンの下部組織「マリ」で
U-15チームの監督を務める、
元なでしこジャパン・伊藤香菜子さんの
インタビューをお送りしました。
伊藤監督が10代の若い選手を
指導するときに大事にしていることは、
「複数のポジションを経験させること」と
「人前でたくさん喋らせること」で、
選手に対して色んな角度から色んな光を
当てることを意識されているそうです。
マリ出身の吉田莉胡選手や小田千尋選手は
今やエルフェンに
なくてはならない戦力として活躍しています。
エルフェンが
これからもっと強くなっていくためには、
下部組織「マリ」出身の選手たちの力が
必要です。
次世代のエース候補を見つけるためにも、
ぜひ「マリ」の活動にも
注目していただければと思います。
■ちふれASエルフェン埼玉
オフィシャルサイトは こちら
■ちふれASエルフェン埼玉 公式Twitter
@elfen_official
■ちふれASエルフェン埼玉マリ
アカデミーのページは こちら
■ちふれASエルフェン埼玉マリ 公式Twitter
@elfen_mari
この日は“ちふれグループ”から
ゲストの花田勝彦監督へ
『ちふれ 薬用 リンクル美容液』をプレゼント。
商品について詳しくは こちら をご覧ください。
教えて!ガンちゃん ベテラン選手のキャンプ2軍スタート
Q.ベテラン選手が春季キャンプで
2軍スタートする理由は?
A.ケガを抱えている選手や
自主トレ期間を終えても
さらなる調整が必要な選手は、
たとえ実績があっても
2軍でスタートするケースがある
岩本「トレーナーと相談しながら
プログラムを立て直す目的が
ある人もいるんです。
でも根本的な条件としては
自分で自分を把握して
自分のトレーニングができる
セルフコントロールができる人
にしか(2軍スタートの選択肢は)
与えないんですよ」
ベテラン選手が2軍スタートして
空いた1軍枠は
若手選手が経験を積むために
チャンスを与える
「チャレンジ枠」となる場合もあります。
また、2軍で始動するベテラン選手には
若手の手本となることも期待されます。
舘谷「ベテラン選手が
2軍スタートになっても御本人に
焦りはないんですか?」
岩本「ないです。
コーチとミーティング済みです。
目的を伝えられてますので
問題ないです」
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次回 2月27日(月)の放送予定
埼玉西武ライオンズ・増田達至投手
インタビュー
ボートレーサー・末永和也選手
電話インタビュー
ちふれASエルフェン埼玉・田邊友恵監督
電話インタビュー をお送りします。
どうぞお楽しみに!
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Profile
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1971年生まれ。滋賀県出身。51歳。滋賀県立彦根東高校から早稲田大学、エスビー食品へ進み、 早稲田大学3年の1993年「第69回 箱根駅伝」4区で区間新記録を樹立し、早稲田の総合優勝に貢献。 大学卒業後、1996年「アトランタオリンピック」陸上・男子10000メートル、 2000年「シドニーオリンピック」同10000メートルと5000メートルで日本代表入り。 2004年には、創部1年目の上武大学駅伝部の初代監督に就任。 2008年に初めて「箱根駅伝」予選会を突破し、監督を退任する2016年まで、8年連続「箱根駅伝」本大会出場。 2016年、GMOインターネットグループ監督に就任。 去年2022年6月、母校・早稲田大学競走部駅伝監督に就任。(年齢は放送日時点)
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箱根の頂点へ。そして世界へ。早稲田大学競走部 駅伝強化プロジェクト
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