秀島史香が解説!平日と日曜の「おはようございます」の違いとは?

秀島史香が解説!平日と日曜の「おはようございます」の違いとは?

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2月17日の「おとなりさん」(文化放送)、午前9時台『教えて!全国☆ラジオスター』のコーナーに秀島史香さんが登場した。現在、FMヨコハマ「SHONAN by the Sea」のDJである「神奈川県のラジオスター」だが、ピストン西沢さんとナビゲーターを務め人気を博したJ-WAVE「GROOVE LINE」ほか、多数の番組に出演し、現在も広く活躍中だ。

山根良顕「ご出身が茅ケ崎なんですね」

秀島史香「そうなんです。海が公園みたいな。山も里山があるし。『自然が絶対』の野生児というか、スカート穿かない史香さんでした。その後、女子サッカーもして」

山根「すごいお嬢様なのかなと思ったけど」

秀島「いえ、まったくもって(笑)。基本、Tシャツ、短パン、ビーサンが制服という感じでした」

耳なじみのいい声、落ち着いたトーンで話す秀島さん。リスナーからの「ラジオでお話しされているときに心がけていることは?」という質問にはこう答える。

秀島「今どんな状況で聞いてくださっているのかな、という、その人のおかれている場所や時間の感覚みたいなものをなるべく多く想像するようにはしています。日曜朝6時に番組が始まるんですけど、その時間はまだお布団でとぬくぬくしている方、ワンちゃんのお散歩に出かける方、部活で起きて練習に行こうという方、お弁当作っている方……」

山根「いろんな人がいるのに、どこにチューニングを合わせるんですか?

秀島「『自分だったら』ということも芯として忘れないようにしています」

山根からも「耳なじみがいい」「スッと入ってくる」と秀島さんの声は絶賛されるが、もともとはコンプレックスだったという。放送では幼少期の声にまつわるエピソードも明かし、現在の喉のケアについても教えてくれた。秀島さんは話すことについての著書も出版されていて、昨年発売された『なぜか聴きたくなる人の話し方』は、坂口も読み込んだという。

坂口愛美「だいぶ前にスタッフから(『なぜか聴きたくなる人の話し方』を)絶対、勉強になるから読んだほうがいい、と言われて。ずっと教科書として読ませていただいています」

秀島「読み込んでいただいて。ブックカバーがヘロヘロに(笑)」

坂口「その中で『声を着替える』ということも書かれていて。場所や環境、シチュエーションによる声の使い分けというところもお聞きしたいなと」

山根「できるんですか? 声の着せ替えみたいなことって」

秀島「私たちってラジオでしゃべっていなくても、家でもそうですし、友達と居酒屋さんでワッとしているときでも、変わっていると思うんですよ。例えば平日朝と日曜朝の『おはようございます』って、たぶん違うと思うんですね。これから1日仕事頑張るぞ、というときの第一声はテンポよく元気よく、勢いをもって。受ける側も『よし!』と思うかもしれないし」

山根「はい」

秀島「日曜はいろんな方がゆっくりしていると思うので、平日がこうだったから日曜日も、というのも『きょうは疲れちゃうかな』と。家庭内でもそうだと思うんですよ。朝起きて『おはよう!!』って」

山根「確かに、仕事から帰ってくると声のボリュームが合っていなくて奥さんに『うるさいな』って言われるの。自分的にはテレビでも大きな声でしゃべっているつもりもないんだけど、けっこう声が上がっていたり、キーが合わなかったり」

坂口「金曜の朝8時でいうと、どういう『おはようございます』がいいんでしょうか?」

秀島「月曜とは違うと思うんですね。ようやくたどり着いた金曜日ということで。週末への入り口となる曜日ですので『ここまで来たね』っていう感じの『おはようございます』と。勢いだけじゃなくて、1週間お疲れ様、という意味も込めてのやさしさも足してあげるとどうでしょうか?」

坂口「いまの『おはようございます』素晴らしかったです!」

山根「心がけたいな」

「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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