日本は34位…LGBTの法整備、なぜ進まない? 大竹まこと、はるな愛の意見は?「G7までに増進法くらいは、って…」
2月16日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、日本のLGBTQの権利を守る法整備について取り上げた。
日本のLGBTQの権利を守る法整備は、他国と比べてもかなり遅い。
主なOECD加盟国の中では34位。トルコ、韓国と共に「もっとも消極的な3カ国」に数えれている。
日本は20年で22位から34位に下落した。具体的な取り組みが乏しく、他国からも追い抜かれた。
大竹まこと「未だに国会で増進法案も危ぶまれている状況なわけでしょ。自民党の中にも『G7までにはなんとかしなくちゃいけない』って人たちもいるし、不満を持っててる人たちもいると。20年給料が上がってない実態と、LGBTQ問題が前進しないこと……同じだよね。日本の経済も含めて、国が持っていこうとしてる形に全然届いていないと」
はるな愛「お金をもらって、自分たちの生活が今のこれでいいって人たちが作ってる(状況)なんでしょうね。LGBTQだけじゃなくても生きづらさを感じてる人たちはたくさんいて、そこに目を向けてないっていうのが、こんな結果になってるんでしょうね」
G7広島サミットまでに、LGBT法の整備を進めるという声もあるが――
はるな「サミットに間に合わせるとか……日本ってそういうとこありますよね。選挙までに、とか。建前、表面だけ」
大竹「そうだよなあ、なんとか格好つけとかなきゃって。増進法くらいはって」
LGBTの実数については、「13人に1人」とも「10人に1人」とも言われている。
大竹「そのくらいの数の人が、日本に住んでる。同性婚とか、自分たちの権利を認めてもらえずに今日まで。この多様性の時代に、日本の何かを頑固に守ろうとした人たちがいて……守らなくちゃいけないものもあるけど、変わらなくちゃいけないものもあるだろう」
また番組では、岸田総理の答弁についても掘り下げた。「同性婚を認めたら、社会が変わってしまう」という言葉について、多方面で波紋を呼んでいるが――
はるな「自分たちの安定を求める人が言うことですよね。(同性婚を認めたら)幸せな人が増えるだけのことだと思うんだけど」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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