突然変異の錦鯉、いまや世界のNISHIKIGOI
2月15日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、特集コーナーは「錦鯉」をテーマにお届けした。明治ごろから始まったとされる錦鯉文化、現在は海外での市場が拡大しているという。
西川あやの「たとえば2013年の輸出額は20億円ほど。2021年には過去最高となる59億円を記録したと」
大島育宙「8年で3倍!?」
西川「主な輸出先は香港、アメリカ、中国、ドイツ、オランダ、インドネシア、タイなど」
大島「世界中、バラバラですね」
西川「2018年のオークションでは2億円で落札されたそうです」
大島「そいつが60憶分の2億になっているじゃないですか」
永井玲衣「こいつが稼いでいる(笑)」
大島「大量に売れている可能性もあるし、代表選手みたいな鯉が30匹だけ出ている、みたいな可能性もありますね(笑)」
西川「この背景には東南アジアの所得向上、円安などのほか、技術の進歩により30時間程度の輸送が可能になったことが挙げられる」
大島「30時間で届く場所には行けるんだ、なるほど」
西川「うなぎのぼりならぬ、鯉のぼり状態ですね!」
大島「うまいのかよくわからない(笑)。鯉ももともと縁起いいから」
西川「体長は生まれて半年ほどで15cmほどになって、最大で最終的には70cmから80cmまで成長すると」
大島「そんなに、いくんだ」
西川「寿命は20年から30年。200年生きた鯉もいると言われています」
大島「どうやって調べたんだ(笑)」
西川「雑食性で水に落ちた昆虫、貝、ザリガニ、魚、水草など、なんでも食べるそうです」
大島「そういうサバイバル能力があるタイプなんですね」
西川「錦鯉の歴史を振り返ってみますと200年ほど前、新潟県の長岡市や小千谷市が二十村郷(にじゅうむらごう)と呼ばれていたころに、食用の鯉が突然変異により模様ができたのが起源なんだそうです」
大島「そういうことなんだ。最初、黒とか白とかの鯉だったけど、斑の種が突然生まれたということですね」
西川「その後、品種改良を重ねて今のように鮮やかになったと。錦鯉という呼び名になったのは昭和20年以降、いまでは海外でもローマ字で『NISHIKIGOI』というんですね。『SUKIYAKI』や『MANGA』と同じです」
永井「それだけ世界に浸透しているんですね」
「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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