勉強嫌いを卒業する秘訣は「ゲーム化」! 子供にも人気の記憶法「暗記ドア」とは!?
2月13日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、この日は「特別スタジオ部員」として教育アドバイザー・清水章弘が出演した(山内マリコの代理)。特集コーナーは「祝!勉強嫌い卒業スペシャル」と題して、文字どおり「勉強嫌い」を卒業する秘訣を清水が詳しく解説した。
西川あやの「『清水流・きょうから勉強が楽しくなる秘訣』と題して、普段はお金を払ってお願いする講演を……」
重藤暁「無料で聴けるんですか!? ここから課金コンテンツになるのではなく(笑)?」
西川「このまま地上波で聞けます(笑)。皆さん、メモをご準備いただければと思います」
清水章弘「『きょうから勉強が楽しくなる秘訣その1・ふせんを鍵にして、暗記ドアをこじ開けろ』。ドアを開ける鍵がふせんになっているということなんですけど、講演で全国まわっている中で、子供たちにいちばんヒットしている暗記のやり方なんですよ。皆さん『書いて憶えなさい』って言われませんでした?」
重藤「『10回書け』……」
清水「『10回で無理だったら100回書け』みたいな。書くのって嫌いな子いるじゃないですか。そこで僕は『暗記ドア』という新しい方法をご紹介したい! 書くときに憶えたいもの、ありますね? お子さんが英語を苦手だとして、英単語を例に話しましょう。Introduce(イントロデュース)という英単語、あります。『紹介する』ということですね。その単語を憶えたいときに、ふせんのオモテ面にクイズ形式にして書く」
西川「はい」
清水「たとえば『Introduceは?』とオモテに問題を書きます。めくったところに答えを書くんです」
重藤「ああ~!」
清水「それをどこに貼るかといったら、壁じゃなくてドアに貼る。おうちにドアって、たくさんありますね? リビングならリビング、自分の部屋なら自分の部屋。ドアに貼って、憶えたら、答えられたら開けていい」
重藤「ほう!」
清水「答えられなければ開けちゃダメ。ということにすると、家で生活してリビング、ドアを通ります。通るたびに、解かないと開かずの扉になってしまいます。リアル脱出ゲームですよ! 生活するだけで憶える」
さらに清水はこの記憶法について、なぜ効果的なのかも解説する。
清水「まず『自分で問題をつくるから頭よくなる』。で、ふせんに書く、『書いて憶えるから頭よくなる』。記憶っていうのは憶えることよりも、問題を解くこと、知識を使うことで定着する。その繰り返し、アウトプットを保証できるんです。問題つくって、書いて、たくさん解く。これで記憶はバッチリだ、っていう。子供たちシール大好きじゃないですか。貼ったり剥がしたりが楽しいし、付箋も色がある。ゲーム感覚で暗記ドアは楽しいですよ」
西川「日常に必ずある動作ですから、自然にアウトプットができるんですね」
清水「勉強を楽しくするコツはゲーム化で。ゲームって『ゲームするぞ』と思うんじゃなくて、自然と楽しめるものですね? 『勉強するぞ!』と思うんじゃなくて、気づいたら勉強していた、楽しくしていた、というのが勉強のゲーム化です」
このあとは「きょうから勉強が楽しくなる秘訣その2・勉強の計画はビンゴで立てろ」も紹介した。勉強の計画はどう立てればうまくいくのか。詳しくはradikoのタイムフリー機能で確認してほしい。
「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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