森永卓郎、日銀総裁内定について語る。雨宮副総裁の辞退の理由は…?
2月13日放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、経済アナリストの森永卓郎氏が、日銀の黒田東彦総裁の後任に、政府が経済学者である植田和男元審議委員を指名する人事を固めたことについて取り上げた。
過去に政府から総裁への打診があったとされている雨宮正佳副総裁が辞退したことについて森永氏は、「雨宮さんは安倍政権のときにアベノミクスを支えた副総裁だった。アベノミクスっていうのは金融緩和、緩和、緩和とやっていって、そこから岸田さんのもとで今回引き締めをさせられるわけです。おそらくプライドが許さなかったんでしょうね」と語った。
緩和政策については、「私はもっとやれという方なので。私も一応立候補はしていたんですよ。いつでも受けますよ、なんだったらノーギャラでも受けますと言ってたんですけれど打診は一切なかったですね。一応、立憲民主党の原口一博さんが総理大臣になったら私が日銀総裁になるっていう密約を結んでいたんですけれども・・・(笑)」と肯定的な意見を語り、今後の政策については「(金融緩和は)あと何ヶ月かだと思います。それでそこから金融引き締めに入って、岸田総理は少子化対策でお金がかかるから消費税引き上げという財政引き締めにも出るので私は一年以内にデフレに戻っていくと思います」と解説した。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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