LGBT理解増進法案に漂う違和感。大竹「差別をなくしましょうじゃないんだ」
2月8日放送の「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)で毎日新聞の「LGBT法「今国会で」 自公幹部、成立前向き」という記事を取り上げ、大竹が自身の考えを語った。
公明党の山口那津男代表は7日の記者会見で、性的少数者への理解増進を目的に与野党で調整中の議員立法「LGBT理解増進法案」を今国会で成立させるべきだと訴えた。自民党の世耕弘成参院幹事長も同日の会見で「今国会に提出できるのであれば提出すればいい」と言及。荒井勝喜元首相秘書官による性的少数者への差別発言を機に、自民党内の異論で棚上げになってきた同法案の成立を求める声が強まっている…。
大竹「あのーもう1回法案の名前言ってくれる?
砂山アナ「LGBT理解増進法案」
大竹「なんだこれ?LGBTを理解して増進しましょうと。差別をちゃんとなくしましょうじゃないんだ」
砂山アナ「理解、基礎知識を広げましょう。っていうのが理解増進法案です。差別解消までは含まれない」
いとうあさこ「法?(笑)」
壇蜜「ってなっちゃいますね。差別には触れないんですか?」
砂山アナ「(差別禁止の)文言を入れる入れないで強い保守層が反対をしたという経緯があります」
大竹「この後G7もあるし、G7の中で唯一こんなことをやってるのは日本だけで、その前に理解増進法案ぐらいを決めとかなければちょっと広島でやるのに顔向けできないぞ?じゃあ急いで理解増進法案ぐらいをやっておきましょうか?みたいな?それでも反対する理由がわからないんだよ」
いとう「そうなんですよ」
大竹「いいじゃない。夫婦別姓だって選択的夫婦別姓だよ?選べるんだよ?なんでそれ反対なんだよ。選べるんだよ?いいじゃんと俺は思うんだけど、岸田総理は、その後新しくいろんな発言をしてますけども、その前に社会が変わってしまうからっていう発言してるんだよね。どこが変わるんだろうね。変わった方がいいというのが、今主流なわけだよ。それを変えないって言ってるわけだから。理解増進法案って誰が見てもなんかやや、弱含みのタイトル。いつも言うけども外国の公園、フランスの公園なんか行くとゲイの人たちが公園で普通に仲良くしてるのを見て微笑ましい光景もあるって言ってるのに、なんかそういうことが、この国では、ダメなの?何故?わからないねぇ」
砂山アナ「世論調査でもだいぶ理解が広まっているのは明らかになってますけどねぇという」
大竹「多様性多様性って言ってくれてるんだったら、今までの制度にとらわれない多様な社会に、これから行くのは当たり前のことで、それはヨーロッパに比べて日本はとっても遅れてるんだけど、それを何とか差別のないというか、民主的なというか。民主主義国家だからね。民主的なのは当たり前じゃんと思うんだけどね、違うのかなぁ。どうしてどこが壊れるのかちゃんとした意見のある人は、正論があるならそれも聞いてみたいものだけど」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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