大竹の物忘れがヒドイ理由を医師が超解説「それは人生に関係ないんです!」
最新刊「『60歳からの「忘れる力」』を著した医師の鎌田實さんが2月3日の大竹まことゴールデンラジオに登場。このところもの忘れが激しい大竹、室井佑月とともに、忘れることや認知症について意見を交わした。
大竹「この番組は鎌田さんねえ、「あれ忘れた、これ忘れた」って忘れる恐怖が番組を支配してると言っても言い過ぎじゃないくらい。まず伺いたいのはアルツハイマーの薬が開発されてるでしょ。あれって値段は高いんですか?開発された薬はもう売ってるんですか?処方箋は必要なんですか?」
鎌田「アメリカでは承認されて使えるようになっていて、日本では今「治験」というのが行われています。昨日、治験をやってる認知症の専門医とズームでミーティングをしたんですけども、2割から3割近く効く人たちがいると。早期だったら、治らなくても進行が止まるとか。ただ、効果があるのは3年ぐらいかもしれないって。」
室井「3年?」
鎌田「3年ぐらい進行が遅くなって、治りはしないんだけど「今までよりは明らかにいい」と。日本では今年の秋ぐらいには承認されて使えるようになるだろうということなんだけど、おそらく1年間使うと200から300万円ぐらいじゃないかって。」
室井「ちょっと高いよー。」
大竹「保険は効かないの?」
鎌田「保険は基本的にはこれからの議論で、多分使えるようにはなると思うけど、使っていい人の選択をちゃんと厳しくしないと医療財政が破綻してしまうんです。」
室井「でも、みんなが飲み出したら安くなるんじゃないの?」
鎌田「それはあり得ますけど、やっぱりね、どっちかっていうと生活習慣に注意していくことの方が大事ですよ。」
大竹「もちろんそうですけど、俺73歳で、もう直近の問題なの。」
鎌田「大竹さんはテレビ局とか出入りしてるから、芸能人の名前も割合覚えてるだろうけど、僕なんかさ、もう20代30代の俳優さんで名前と顔が一致するのって高橋一生さんぐらいだよ。(※編集注:高橋一生さんは42歳)」
大竹「俺だって今年の紅白で名前分かったの4人ぐらいだよ(※編集注:正しくは去年の紅白)。あと若い人が出てても何が何やら。」
鎌田「それは僕たちの人生に関係ないんですよ!Snow Manは。」
スタジオ(笑)
大竹「関係ないの?俺はこの先、一切 Snow Manと関わらないの?」
鎌田(笑)「関わらない!関わる人はちゃんと覚えられるよね。」
大竹「なんか、ひどい言われ方をされてるような気がする。」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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