岸田首相「同性婚を認めれば社会が変わってしまう」 はるな愛、大竹まことは「どうして変わったらいけないんだろう?」
2月2日の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、岸田文雄首相が同性婚に否定的な発言をした件について取り上げた。
岸田文雄首相が、同性婚の法制化について「極めて慎重に検討すべき課題だ」と述べ、改めて否定的な考えを示した。
同性カップルの結婚の自由を認めない理由については、「家族観や価値観、社会が変わってしまう課題だ」と語っている。
大竹まこと「『社会が変わってしまう』と……この多様性の時代、世界でもこういうことが当たり前になってきている中で……じゃあ変えないようにしたいっていう、元々の社会ってどうなんだって。家族制度だとか、昔のものを大事にしていこうって聞こえちゃうよね」
はるな愛「昔はじゃあ、そういう方々がいなかったって事実はどこにあるんですかっていう」
大竹「昔からいましたよね」
はるな「これを聞いて、なんで変わったらいけないんだろう?って。総理にもパートナーや愛するご家族がいると思うんですけど……今このときも『パートナーと幸せに暮らしたい』『同性婚を認めてほしい』って人がいて、総理たちと何も変わらない」
トランスジェンダー当事者であるはるなは、ニューハーフのコンテストに出場した際のエピソードを語った。
はるな「コンテストの主催者が経営してるリゾートホテルに泊まって、『誰が優勝するんだろうね』って話してるんです。ホテルには普通にプールに行く家族連れなんかもいて、私たちのことは何も知らずに、子どもの浮き輪を膨らませたりしている。その人たちにとっては、全然関係ないことなんです。私たちにとってはすごく大切なことなんです。それだけなんですよ、ただ」
はるなは「同性婚をOKにしたら、みんなそっちにいく、とかそういうものじゃないんですよ」と強調した。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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