原田真二、デビュー時代を振り返る
2月1日放送の「くにまる食堂」(文化放送)は、シンガーソングライターの原田真二さんが出演。「シャドー・ボクサー」「タイム・トラベル」などの代表曲をお届けするとともに、デビュー時代の思い出を語っていただいた。
野村邦丸アナ「1978年4月にリリースしたのが4枚目の“タイム・トラベル”。78年12月31日には、NHK紅白歌合戦に初出場。78年7月には早くも日本武道館でライブ。まあ、よく働きましたね~」
原田真二「そうですね」
邦丸「はっはっはっはっ」
原田「そんな中で、アルバムを作っていたので、どうやってたんだろうなと思うんですよね」
邦丸「ですよね~。そして、その前の1977年12月にリリースしたのが“シャドー・ボクサー”。当時のクレジットには、キーボードに坂本龍一さん、コーラスには吉田拓郎さんの名前も入っている。元々、原田さんは箱根のスタジオのプールで、吉田拓郎さんに突き飛ばされたという逸話も残っています」
ちなみに、昨年11月にくにまる食堂に出演した際には、この件についてこう語っている。
原田「5月に箱根の山のてっぺんのホテルでした。プールサイドの部屋で明け方までデビューシングルを何にするかで揉めてたんですよ事務所側は、“てぃーんず ぶるーす”ってことになってたんですが、拓郎さんは“わしが書く”と。素晴らしい曲だと思うんですけど、僕としては自分の作品で出たいという思いがずっとありました。その当時、世の中は歌謡界が主流なわけですよ。だからそういう所に持ってかれたくなくてですね、どうしても自分の作品で出たいという思いもあって、もしダメならやめようかと思ったんですね。そういう気概もわかってくれたのか、突き落とされましたね(笑)」
これを受けて、原田さんは…
原田「そんなこともありましたね。お世話になりました本当に」
と、当時のことを笑いながら振り返った。
「くにまる食堂」は平日朝11~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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