森永氏「ある世代が負担を強いられる政治よりも、岸田総理に求めたいのは?」
2月1日(水)の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、水曜コメンテーター、経済アナリストの森永康平氏と番組パーソナリティの寺島尚正アナウンサーが、増税を検討している理由について述べた岸田総理の「ある発言」について意見を交わした。
「緊縮っぽさを感じさせる発言はいらない!」
岸田総理は先月、防衛費増額の財源の一部として増税を検討していることについて「未来の世代に対する、私たち世代の責任だ」と説明した。今の世代から負担を行うことに理解を求めた形だが、この65歳の岸田総理が示す「私たち世代の責任」について、「同じように考え得る高齢者も少なくないような気がする」とした寺島アナに対し、森永康平氏はこうコメントした。
森永康平「どの世代がどうっていうよりは、『同じ日本人なんだから全員で豊かになろうよ』という政策をやって欲しいですね。どこかの世代がどこかの世代のために負担しましょうというのは、何か良いことを言ってるようであんまり良くない話だと思うんですよ。『年齢を気にせず、何歳でもみんなで豊かになろうぜ!』という政策を岸田さんがやるって言ったら『凄い、いい総理だな』って思いますけどね」
寺島アナ「それが、ひいては未来に繋がるということですよね?」
森永「そうです。岸田さんのこういう発言からもね、僕は緊縮っぽさを感じるんです。総理には『みんな豊かにしようぜ』って言ってくれって思いますよね」
寺島アナ「(総理がこの番組を)聴いてるといいんですけどね?(笑)」
森永「聴いてないですね(笑)」
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