まさかの選曲苦戦!?「南極」特集!

まさかの選曲苦戦!?「南極」特集!

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1月29日の「鷲崎健のヒマからぼたもち」(文化放送)、『タケスクリプション 日曜名曲集』、今回の選曲テーマは「南極」でした!

鷲崎健「1957年1月29日でしたっけ? 昭和基地っていうのが南極にできた日なんですって。なので『南極』で……できるかな? と試してみます。今日は大変でしたねえ。4曲あるんですけど、4分の2は南極と関係ないですからね? ハッキリ言って」

松井佐祐里「(選ぶ曲が)ないほうの『大変』だったんですね(笑)」

鷲崎「だけど2曲はあるんだから。『鷲崎さん、逆に2曲も南極の歌を持っていたのか!』と思ってください(笑)。ということで、1曲目おかけしましょう」

♪「トモ子の南極探検」/松島トモ子

鷲崎「かわいい歌でしょ?」

松井「癒されました! かわいいですね」

鷲崎「『♪うれしいな うれしいな 南極探検うれしいな』……うれしいか? 南極の探検が(笑)。過酷でしょうね、おそらくね」

松井「大変ですよ〜」

鷲崎「『♪ハロー ハロー』って歌っていましたけど、英語圏ですらないからね? 南極。どこの国のものでもないのでね?

松島トモ子さんは、前にもご説明しましたけども、『鞍馬天狗』の杉作役っていうのが子役時代の当たり役で。『鞍馬天狗』とか『丹下左膳』とかの子役時代の作品を観ましたけど、『本当に天才子役だったんだなぁ!』って感じ。かわいいし、歌も上手いし。で、36代目の杉作役が松島トモ子さんで、35代目が美空ひばりさんだったんですって。

だから、そういう時代の方なんですよね。昨年でしたっけ、お母様が100歳でお亡くなりになって、老老介護のお話でニュースになっていましたけども。子役から老老介護のお話に至るまで、ずっと芸能界の中で居続けていらっしゃるっていうのが本当にすごいと思います。ブログも結構長文で上げられていて、それもおもしろいですよ。さあ次も……なんと『南極』の曲ですよ!『南極』の特集ですから」

♪「タローとジローは生きていた」/三浦洸一

鷲崎「三浦滉一さんは歌手として、1953年にデビューされているんですね。『さすらいの恋唄』っていう歌でデビューされて、『落葉しぐれ』っていう歌が大ヒットされた歌手でいらっしゃいます。後に、川端康成さんの小説をモチーフにした『東京の人』、『踊子』っていう歌がどちらもヒットして、いわゆる『文芸歌謡』で一時代を築いた方でございます。

タローとジローというのが、どれくらい説明が要るのか本当にわかりません。1960年に南極地域観測隊に同行して、いろいろあって南極に取り残されて。1年後に南極に行ったら、タローとジローがまだ生きていたという。1983年に高倉健さん主演で『南極物語』が映画化されましたけども。1960年の頃に、タローとジローが生きていたフィーバーがすごくあったんですってね? この曲以外にもタローとジローにまつわる楽曲だったり、お菓子だったりとか、そういうのが出たらしいですね。

『南極』といえば『オーロラ』ですね? オーロラにまつわる曲も、これに関しては大量にあったんです。『どうしようかな?』と悩んだあげく、この曲にしました」

「奇跡100%」/虹のコンキスタドール

鷲崎「知っている人は知っていると思いますけど、ここ数年で僕が一番ハマっているアイドルさん。松井さん、声が浄化されちゃっているじゃないですか(笑)」

松井「肩の重いのが取れた感じがします。本当に」

鷲崎「もともと、ハマるよりもゲストで来てくれたのが先だったんですよ。自分の番組に虹コンさんがゲストで来てくださって、そのときにお会いしたメンバーの方が、『この子ちょっと、ラジオに向いているんじゃないか?」と思って、この人の人間性がどんな人なのか見てみようと思って、ライブのメイキングの映像を観ようと。そしたら、ライブが格好よくて。それから本当にガンハマりしたという感じで」

松井「メイキングはご覧になりましたか?」

鷲崎「もちろんですよ」

松井「人間性はわかりました?」

鷲崎「人間性はわかります、やっぱり。『この子とこの子が、こういう風な関係性なんだな』みたいなのが。グループアイドルで。僕が推しているのが岡田さんっていう方なんですけども、岡田さんがメンバーの中でどういう立ち位置で、とか、誰にどういう矢印が向いてて……みたいなのが、どんどん見えてくるのがすごくいいなと思います。

最後はですね、『南極』といえば『ペンギン』ですね。『ペンギン』にまつわる曲。我々の世代としてはやっぱりこの曲は外せないかな、と。聴いていただきましょう」

♪「SWEET MEMORIES」/松田聖子

鷲崎「『ペンギン』といえば、『SWEET MEMORIES』」

松井「なぜ? 私、『ペンギン』って出てくるかなあ、って思って」

鷲崎「歌詞の中に? この流れで出づらいですよ? この流れで出てきたら天才だね(笑)。

『ペンギンズ・メモリー 幸福物語』という映画がありまして。かわいいペンギンのキャラクターのアニメーションなんですけど、中身は結構ハードだったんです。『ベトナム戦争的なものから帰ってきた恋人が……』みたいな。それのもとになったのが、サントリーのテレビCMで、ペンギンのキャラクターがスローなジャズが流れるバーでお酒を飲んでいて『泣かせる味じゃん』っていう…まぁ、これは所ジョージさんが言っていたんですけど。」

松井「ペンギンさんが、お酒飲んでる?」

鷲崎「そう。その時に後ろでこの曲が流れていて、で、その時は何の曲かっていうのが発表されなかったんですよ。

この曲は『ガラスの林檎』っていうシングルのB面に後に入るんですけども、当時はみんなわからなくて『えっ!? あれ、松田聖子だったんだぁ〜!』って、みんなにビックリされたっていうのがありまして。なので我々の世代としては、この曲めちゃくちゃ良い曲なんですけども、どうしてもそのかわいらしいペンギンが絶対横切るんです(笑)。

選曲テーマ『南極』、いかがだったでしょうか? 今回楽しかったなぁ」

 

「鷲崎健のヒマからぼたもち」は日曜午後2~4時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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