コロナ2類から5類へ。大竹、現場への影響を懸念「現場の医療システムがしっかり回る形を取らないと」
1月20日の大竹まことゴールデンラジオでは、新型コロナウイルスが2類相当から5類に移行を検討しているというニュースを取り上げ、室井、大竹がコメントした。
新型コロナの感染症法上の位置づけについて、岸田総理大臣は、原則としてことしの春に、季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行する方向で検討を進めるよう、加藤厚生労働大臣らに指示した。このニュースを受けて、大竹は次のように語る。
大竹「いつも言うようだけど、今2類から5類っていう話も出てきてるんだけど倉持先生なんかのおっしゃるところでは早期発見・早期隔離・早期治療。これが、ちゃんと現場でできるかできないかだっていう風におっしゃってて私もその通りだと思うんだけど、インフルエンザも今流行ってきていて、鈴木さんの知り合いも?」
鈴木アナ「はい。知り合いの子供のクラスが今日学級閉鎖になって、インフルエンザのお子さんが多いそうですけれども」
大竹「同時流行はしづらいっていう話も出てるんだけど、でも現実にインフルエンザで学級閉鎖が起こっている。コロナの方も感染者数は減ってはいるが、お年寄りを中心に、亡くなる方は、前とあまり変わらずっていう現実がある。その中で2類から5類にっていう話が出ている。いやいやいや治療費とかいろんなことが、2類から5類になったら問題になると思うよ」
室井「高くなっちゃうの?」
大竹「いや、高くなるっていうか、国がもう払わなくなっちゃうから」
鈴木アナ「今のところ経過措置で公費負担継続かということですけれども、その辺もまだはっきりしていません」
大竹「多分そこは国もかかるお金に関しては多分2類から5類にしてもなだらかに公費を使っていったりするとは思うんだよ。ただ2類から5類みたいなことと、それプラス今マスクをどうするんだみたいな話がちまたで広がっていて、大臣の河野さんは当庁するときマスクなし姿で登頂してきたっていうことが話題になっているね」
室井「でも、減ってないわけでしょ。マスクって自分のためだけじゃなくて、周りの人に感染させないためだったりもするでしょ」
大竹「もちろん室井の意見も最もだけど、片一方の意見ではもう、3年経っていると。入学した子供が中学生・高校生が3年経てば卒業しちゃうわけだ。その間ずっとマスクをつけてるだとか、リモートばかりになって、リモートも画質の粗さから、ちゃんと相手の表情まで読み取れないんじゃないかとかいろんなことを言われてるじゃない?あと経済をどうしても回さなくちゃいけないっていう意見があって、ただ室井の言うことも尊重するし、何よりも、現場のお医者さんが今のこの状態で現場はもう大変なことになってる。以前話した救急車の事故もそうだし、現場がすごいことになっているのに政権とか政府の方はもうそろそろいいんじゃないかって動きが出てきている。現場の医療システムがしっかり回る形を取らないと」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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