ストレスチェックってどういうものなの?心理カウンセラーの中元日芽香がわかりやすく解説!
『中元日芽香の「な」』が、1月23日(月)午前7時に更新され、「中元のつぼ」のコーナーでストレスチェックについて取り上げ、ストレスチェックとは何か、高スコアが出た場合はどの様にすれば良いかについて話した。
番組でも一度振れたことがあるというストレスチェック。2015年の12月より労働者数50人以上の事業所において、ストレスチェック制度だが、厚生労働省によると、ストレスチェック制度は次のような制度だという。
ストレスチェック制度は、定期的に労働者のストレスの状況について検査を行い、本人にその結果を通知して自らのストレスの状況について気付きを促し、個人のメンタルヘルス不調のリスクを低減させるとともに、検査結果を集団的に分析し、職場環境の改善につなげることによって、労働者がメンタルヘルス不調になることを未然に防止することを主な目的としたものです。
中元は、自身は個人事業主であり、ストレスチェック制度を受けられる人物ではないそうだが、そういった人物向けにとあるページがあるという。
中元「このストレスチェック制度。50人未満の事業所は義務化されていなかったりとか、一人でフリーランスとして働いてるよっていう方も社会人の中でいらっしゃいますよね。私もそういう人です。自分の会社で、導入されていないなら受けられないのかなーっていうとそんなことはありません。厚労省のサイトに5分でできる職場のストレスセルフチェックというページがあります。これ、私も実際に受けてみました。私はいわゆる個人事業主の立場なので、上司とか同僚・他部署みたいな表現はちょっと当てはまらないなというのは思ったりはしましたけれど、WEB上で、サクッと回答できて4分くらいだったかな。今のあなたの状態というのを文章とレーダーチャートでパッと目で見て自分はこの要素が足りないなぁとか、逆にバランスがいいなぁみたいに、図で見られる形で自分の職場のストレス状態を確認することができます。さらにストレスケアのアドバイスっていうリンクページもあって、ストレスの対処法が学べるページとか、相談窓口案内のページに飛べたりもしました。会社で毎年ストレスチェックを受けている知人に会社でやってるのはどんな感じっていうふうに聞いてみたら、同じようにレーダーチャートと文章で結果が返ってくるよということでした。なので、私が個人的に受けたストレスチェックと形式は似ているのかなっていうふうに思います」
では、このストレスチェックで高いストレス状態という結果が出た場合、どのように対応するのが良いのだろうか?
中元「心理カウンセラーの私としては、やはりそのままにするのではなく、ストレスフル状態だということに気づいて、セルフケアであったり会社の中で、上司や、専門家に相談できる環境であるなら相談するきっかけにしていただきたいなというふうに思うところです。逆に、ストレスチェックで高スコアだったからといって、必ずそのストレス疾患であるとは限りません。なので、テストをする際にあまり構えず、なるべく直感的に受けていただけたらいい」
『中元日芽香の「な」』は毎週月曜日午前7時に、Podcastにて更新中。
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Profile
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1996年4月13日生まれ。広島県出身。早稲田大学在学中。 日本推進カウンセラー協会認定、心理カウンセラー&メンタルトレーナー。 2011年から6年間、アイドルグループ「乃木坂46」のメンバーとして活動したのち、2017年にグループを卒業。 自身の経験から、心理カウンセラーになることを決意。グループ卒業後、認知行動療法やカウンセリング学などを学び、2018年にカウンセリングサロン「モニカと私」を開設し心理カウンセラーとして活動を始め現在に至る。