麿赤兒、大駱駝艦を率いて50年。「体いじくっているとおもしろい」
1月18日「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)、大竹メインディッシュのコーナーに舞踏家、俳優の麿赤兒さんが登場した。
大竹まこと「最初は唐十郎さんのところで演劇をしていらっしゃった。そこから踊りにいくわけですね」
麿赤兒「唐とは10年ぐらい付き合いましたけど、ほとんど燃え尽き症候群みたいになって(笑)。セリフは長くなるし、もつれてきますからね。そうしたら唐が怒りだして。僕は『もつれ』のほうにいったんですね(笑)」
大竹「考え方の中に『もつれたっていいじゃない』と?」
麿「そうそう。何が正しい、というのはないと」
大竹「麿さん率いる大駱駝艦(だいらくだかん)、いまも活動が続いている。50年……」
麿「そうですね、飽きもせず。でも体いじくっているとおもしろいですよ。いろいろな人、それぞれの背景を持った体が来ますからね」
大竹「舞台の写真を見ると男も女もない感じがしますね」
麿「そういうのはあまりない。女性っぽい役、男性っぽい役とか、少しはありますけど。(ほかと)差別化はしていますね」
麿さんは1月27日、PARCO劇場開場50周年記念シリーズ『ラヴ・レターズ ~2023 New Year Special~』に出演する。
壇蜜「朗読劇なんですね」
麿「早口言葉の練習ばかりしています」
壇蜜「幼馴染のアンディとメリッサ。お互いを異性として意識していたけど、友達以上にはなれず、それぞれに結婚しました。別々の道を歩んできた二人の50年にわたる手紙のやりとりの舞台。アンディは麿さん、メリッサが橋本マナミさん。40歳以上離れた方とラブストーリー、ご気分とかはどうですか?」
麿「妙齢のレディと一緒なのでドキドキしています(笑)。きのうも練習しましたけど、LOVEの気持ちになって演じました」
壇蜜「アンディとメリッサは好き同士だったんですね。でも違う人と結婚して……」
麿「手紙っていうのは二人だけの秘密ですからね。赤裸々な部分が出てきます」
壇蜜「50年のやりとりを朗読劇に」
大竹「セリフに言葉が詰まるようなことは?」
麿「ありますよ(笑)。それこそ、もつれる。だからリハビリのつもりで、生麦生米生卵、バスガス爆発……って」
壇蜜「もつれだって大切な演出ですね」
麿「そうは言っていられませんよ(笑)!」
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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