1区大逃げで箱根路に名を刻んだ関東学生連合・新田颯選手(育英大学)「もう一度箱根に戻るという一心でやってきた」~箱根駅伝への道~
駒澤大学の三冠で幕を下ろした第99回箱根駅伝。激闘の裏側にはさまざまなドラマがありました。文化放送では箱根駅伝特別番組として、「箱根駅伝への道~襷と絆の物語(ストーリー)~」(1月6日19時00分から20時30分)をお送りしました。この放送では、1区で勇気ある大逃げの走りを見せた新田颯選手(育英大学4年/関東学生連合)が生出演しました。
1区で大逃げを見せた新田颯選手に反響を訊くと「まさか柏原(竜二)さんのツイッターで書いてもらっているとは思わなかったし、色々な方からメッセージ頂いて、終わってからずっとメッセージを返しているがいまだに返せていない」と反響の大きさを教えてくれた。
新田選手にあの飛び出しは予定通りだったのか訊くと「3つくらいプランを立てていて、前日のニューイヤー駅年も1区がスローペースだったので、箱根もスローになるかもしれないなと思っていた。飛び出しは1番目のプランとしてイメージしていた。ペース次第でもあったが、誰かが飛び出したとしてもついて行く予定だった」と明かしてくれた。そんな新田選手は独走になった際「途中で余裕が出てきて、だんだん楽しくなってきた。知り合いがどこにいるかとか風景とか歓声を楽しみながら走っていた」と気持ちの余裕があったことも教えてくれた。また、増上寺の辺りで早くも手袋を外したことについては「いつも練習している群馬がすごく寒い。東京は暖かくて、それで手袋外した。暖かいのでこれは体動くなと思った(笑)」と普段の寒い中での練習が功を奏したことも教えてくれた。
新田選手に自身を支えたものについて訊くと「負けず嫌いなので、休みの日であっても自主練をしたりして、365日走っていない日がなかった。それだけ負けないために必死にやってきた。2年前、怪我で箱根に出られない日があってからもう一度箱根に戻るという一心でやってきた」と教えてくれた。
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箱根駅伝への道 – PodcastQR 文化放送 (joqr.co.jp)
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この記事の番組情報
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