チュート徳井とアルピー平子のM-1語り!王者・ウエストランド電話出演!
12月19日の「おとなりさん」(文化放送)、9時の広場のコーナーでは、2006年のM-1グランプリ王者のチュートリアルの徳井義実さんをお迎えして、12月18日に行われたM-1グランプリの感想をアルピー・平子と語り合った。さらに、10時台には18代目王者に輝いたウエストランドが電話出演し、喜びの声を語った。
平子祐希「昨日のM-1いかがでした?」
徳井義実「割とここ3、4年のM-1とちょっと変わった感じになったというか、M-1に出てる人って演技とか滑舌とか基礎的な技術がすごく高いと思うんです。そういう粗い部分がなくて技術合戦的なところが評価される感じがあったんですけど、昨日のM-1って情熱というか、魂の叫びみたいなものの戦いだったような気がしましたね」
平子「確かに。だから優勝したウエストランドの叫びも自分たちがやりたいことを見せるんだっていう、ネタ上のものだけど、そこに見え隠れする自分の強い軸の部分だったりとかね」
徳井「最後に残ってる3組でいうと、毛色も違うし、みんな同じぐらいウケているし、クオリティも甲乙つけがたいところで、多分審査員の人もすごい迷ったと思うんですけど、最後の最後は熱量みたいなところで差をつけるしかなかったんじゃないかと思うんです」
平子「さや香、すごくなかったですか?」
徳井「すごかったですね。免許返納の1本目。昔ながらのしゃべくり漫才。初期のM-1の感じはしましたね。誰かもおっしゃってましたけど、きれいな漫才だけど、きれいだけじゃない。ちゃんと熱量とかそういうのがある漫才やってた」
平子「起承転結もしっかりしてて、ややもすると少し古めかしい方式だなって見られちゃうケースもあるじゃないですか。そんなことも思わせず。ウエストランドはどう御覧になりました?」
徳井「前回はちょっとお客さんの心を掴まないまま、最初のフックが出来てないまま、井口がうわ~って行ってたので、割とポカンとなってしまったところがあった。漫才師って、芸歴が上がってくるとパッケージがうまくなってくるんですよ。コアの部分は変わらないけど、コアの部分を崩さずにしっかり伝えられる技術が上がってきた。だからお客さんにちゃんと届いた」
平子「今回、あるなしという1本の軸を見せといて、その上に愚痴を積み重ねていくというやり方が初見のお客さんにも見やすかった」
文化放送・坂口愛美アナ「あるなしクイズはみんなやりましたもんね」
平子「とっつきやすさというんですかね」
徳井「舞台、ここ何年か踏んできて試行錯誤の末にたどり着いたみたいな感じやろね」
平子「やべっ、楽しい」
徳井「話は尽きひんな~、こんなの」
そして10時台には、昨晩、M-1王者になったウエストランドが電話で出演した。
平子「今、移動中?」
井口「移動の車です」
平子「もっと声張れよ。なんか優勝慣れしたな~。歴代王者の中で一番王者感ねーからな(笑)」
井口「わかってますよ」
河本「そりゃそうでしょう」
井口「今、電話なので伝わらないかもしれませんけど、新宿バティオスくらい声張ってます!」
平子「バティオス魂は忘れてない。おめでとう、良かったね」
坂口「平子さん、いろいろ積もる話もあるんじゃないですか?」
平子「そんなないよね」
井口「あるでしょ!平子さんにはいろいろお世話になりました」
平子「優勝した瞬間から、昔から知ってたのを強く出すの嫌だから。河本さん泣いてらっしゃったじゃないですか?」
河本「やっぱり今まで頑張ってきたことが報われた感じがしてこみ上げてきましたね」
平子「普通にしゃべるなバーカ!」
河本「(優勝が決まる時、)僕ハマカーンの神田さんのTHE MANZAIの時みたいに、審査員のの札が3枚目くらいで泣いてました」
平子「THE MANZAIの神田さんの時のこと、覚えてねーよ。奥さんとは電話で話した?」
河本「6歳の娘が起きて見てくれたみたいです。動画でパパおめでとうって言ってくれました」
平子「そうか~」
坂口「それだけで泣けちゃいますね。平子さん、泣かないでください」
平子「奥さんともしゃべった?」
河本「今までありがとうって言えましたね。本当に人には言えない苦労をかけたので」
平子「僕もその話は磯丸水産で河本から聞きました。でも良かったね」
「おとなりさん」は平日月曜~金曜の朝8~11時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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