防衛費増額問題、大竹まことはどう考える？　「復興税から持ってくるっていうのは…」

防衛費を増額するため、その財源の確保方法について話題となっている。
先日は自民党の税制調査会が幹部会を開いて、具体的な増税案を示したのだが――

大竹まこと「日本をどうやって守るかって話で、今は予算の話題がたくさん上がってきてる中で……ひとつは『どうやったらこの国を守れるのか』。それで行き過ぎはあるのかないのかっていう、守り方の話がひとつ。もうひとつが、『予算をどこから持ってきて、どう帳尻を合わせるのか』。国はこれを”我々の責任”って言葉に置き換えたけど。復興予算を持ってくるのとか、国債を発行するのとか。これは今までの予算の点検はちゃんと出来てるのかと……。国会議員の人も言ってたけど、復興税から持ってくるっていうのは……それは趣旨が違うよね」

現在、”復興特別所得税”の課税期間を延長する案が出ている。
復興財源を減らすことなく、その一部を防衛費に使用するというものだ。

大竹「いつも時代も、予算取るときはたばこ税が目の敵！　たばこ税ならねえ、よその国ではたばこ自体をこの先禁止にしようってところも現れてるわけだから、たばこ税から取るのがいいんじゃないの〜？　みたいな。もうたばこ見たら、1本のうちの何十％が税金だからね。ものすごく税金が取られてる」

その後もスタジオでは、自衛のための必要最小限度の武力行使についてが語られた。

大竹「ロシア・ウクライナ問題が起きて、『黙っていたら侵略されるんじゃないか』って、日本の人たちもまずいとは思ってるだろうけど。まあでも……プーチン政権っていうのはかなり特殊な政権であることは確かで……それを『みんなあんな国になるから』ってなるのもちょっと拙速な感じがするんだけどね。この問題をしっかり国なり政府なり有識者内で考えてから、そのあとに予算を組んでもいいんじゃないかと、私は思ってるんですけどね」

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時～3時30分、文化放送（AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko）で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。