日本の民間企業が月面着陸へ!探査機のコスト・経済感の違いを上念司が解説
12月12日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、月曜コメンテーターで経済評論家の上念司さんと番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、宇宙の話題で意見を交わした。
月までの燃費節約も検討するそうです
JAXA=宇宙航空研究開発機構は11月22日、超小型衛星の「OMOTENASHI」打ち上げ後、通信途絶などのため着陸を断念すると発表した。こうした中、民間として日本初の月への着陸を目指す宇宙ベンチャー「ispace」は、独自に開発した月着陸船を、昨日アメリカ・フロリダ州のケープカナベラル空軍基地から打ち上げた。来年4月頃、月に到着する計画だという。この着陸船は、荷物の運搬が可能で、今回はJAXAとタカラトミーなどが開発した「変形型月面ロボット」を始め、アラブ首長国連邦=UAEの月面探査車など7点を運ぶ。
「以前、Googleが発表した月面での賞金レースは中止になっちゃったんですけど、これに応募していた袴田武史さんが「ispace」に入ってらっしゃるんですよね。」(上念氏)
「やはり民間企業ですから経費もなるべく削ろうということで、直接月に向かうのではなく、遠回りをして燃費を節約する方法も検討しているそうです。」(寺島アナ)
「やっぱり民間だと価格決定メカニズムが働くので、コストがかかることは節約しようとなって、最適化されて実用化されていくんですよね。これが社会主義だとコストかかってもやっちまえ、みたいな感じでやるので、公害とか増えちゃうんですよ。」(上念氏)
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