仕事よりもプライベートのほうが「聞く力」が必要？

西川あやの「『聞く力』必要ですよね。意識されていますか？お二人は」

石戸諭「(意識することは)無い。なぜなら『仕事でやっているからです』っていう。やや身も蓋もないことを言うと、プライベート空間と仕事っていうのは、またちょっと違うと思っているんですよ。あくまでも今日僕が話す話っていうのは『一応仕事で』っていうところがあって、僕は『仕事で』っていうのがかなり大事だと思っている立場なんですよね」

西川「その前提があると無いとで、コミュニケーションが変わってくる？」

石戸「全然変わってくるし、仕事でやっているっていうことを意識しておくと、あんまり致命的なミスをしなくて済むっていう感覚はあるかなぁ」

ブルボンヌ「あたしも同じような感覚があって、たとえばラジオだと『人の話を引き出す』とか、接客だと『楽しんでいただく』とかでお話するんだけど、これはだって『仕事でしているからね』っていう状況がお相手にも伝わっているじゃん。だから、その理由も向こうにわかるけど、そうじゃない場所でやると『なんでこの人、こんなに聞いてくるの？』っていうふうにもなりかねないんだな、と思うと、寧ろプライベートのほうが『読み取る力』とかが必要かな、と思うよね」

西川「たぶん、お悩みでも多いと思うのが、仕事のやり取りっていうよりは、仕事関係の人たちとコミュニケーションを取るための休憩時間みたいな、ちょっとしたスキマ時間の会話が上手くいくといいなぁ、と思っている人が多いと思うんですけどね」

さらに初対面の人との仕事でのコミュニケーションや、人に嫌なことを聞かれたときの対処法などについても話した。

「西川あやの　おいでよ！クリエイティ部」は毎週月曜〜金曜の午後3時30分〜5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6kHz、radiko)で放送中。また、radikoのタイムフリー機能では1週間後まで聴取できます。