「子どもがうるさい」公園廃止問題の原因はどこにある?内藤陽介が大胆解説
12月5日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、金曜コメンテーターで郵便学者の内藤陽介さんと番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、長野市の公園廃止について意見を交わした。
長年住んでいたところに いきなり公園が作られた
「子どもの声がうるさい」などと1軒の近隣住民から苦情が続いて利用者がほぼいなくなったとして、長野市は8日、市内の公園「青木島遊園地」を今年度末で廃止すると明らかにした。市によると、公園は地元区長会の要望を受け、市が民有地を借りて2004年4月に開設。遊具1基と広場があり、近くの保育園や小学校、児童センターの子どもらが利用していた。これに対し、公園近くの1軒の住民から「40~50人の子どもが一斉に遊んでいて、うるさい」「ボールが庭に飛び込み、植栽が踏み荒らされる」などの苦情が寄せられた。
「内藤さんはこの問題をどうお考えですか?」(寺島アナ)
「苦情を言った方は、いわゆる頑固じいさんに分類される人だと思います。ただこの人は、どうやら公園が開設される前からここに住んでるんですよ。それで市の方が、公園についてちゃんとした交渉とか説明とかをしないまま、強行しちゃったらしいんです。それがこじれた原因らしいんですね。もちろん廃止に追い込むような苦情を出したことについては、ちょっとお近づきになりたくない人だと思いますが、今まで何十年も住んでたところに、事前の調節もなくいきなり公園が作られて、こじれちゃったのではないでしょうか。」(内藤氏)
「これは推測ですが、保育園とか小学校、児童センターの子どもら、4~50人が一斉に遊べば、そりゃあ賑やかを通り越すでしょうね。」(寺島アナ)
「周辺の道路には子どもの送り迎えの車がずっと駐車されていたという話もあります。大勢の子供がくれば、その親も集まる影響が出るので、その辺の対策というか、ちゃんと話をしておかないとこじれますよ。」(内藤氏)
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