藤井隆「元々は経理マンでした」
「新婚さんいらしゃい!」などの司会をはじめ俳優、自身の音楽レーベルの運営など幅広く活躍している藤井隆さん。12月6日の「くにまる食堂(文化放送)」では、芸人の世界に入った当時の話を語った。
邦丸「なんで芸人の世界に入ったの?高校卒業して普通の会社に入ってたんですよね?」
藤井「そうです。経理マンをやってました」
邦丸「経理やってたんですか?その頃、吉本のような世界に対してはどうだったんですか?」
藤井「僕はスチールのカメラマンになりたかったんです。広告がやりたくて。大阪の公立の高校で写真学科があるところがあったんです。いつも定員17人のところ12人とか定員割れするようなところだったんですけど、夏休みに見学に行ったら200人くらい来てて急に人気なクラスになっちゃってて…」
邦丸「なんで?」
藤井「わからないんですけど、こりゃマズい。もし落ちたら親に迷惑かける。私立なんか行ける状況じゃなかったし、高校は公立って決めてたんで、じゃあ後にカメラマンになったとしたら、スタジオを自分で持った時に経理もできたほうがいいんじゃないかってことで簿記を取得できる商業高校に行ったんです。そこがトンチンカンなんですけど…」
邦丸「(笑)」
藤井「商業高校行ってる3年間で簿記とか英検とか当時取れる資格を全部取って卒業するんですけど、高校時代、アルバイトしたりして映画なんか観に行くようになったりしてたら、映画が好きになったんです。ちょうどその時、映画製作会社の松竹さんが経理マンを募集してたんです。それまで僕は運転免許から何から全部一発で合格してたんですけど、松竹の試験だけは落ちたんです。初めて否定された感じで落ち込んじゃって。そんな僕を先生が見かねて『うちの学校の先輩がお世話になってる会社があるから、そこの面接に行ってきなさい』って言われて、それでその会社に3年間お世話になることになったんです」
邦丸「ほう」
藤井「あれ?まだ吉本の話につながりませんね」
邦丸「(大爆笑)」
番組では、その後、藤井隆さんが吉本新喜劇に入った頃の話や、リリースしたばかりのニューアルバムの話もたくさん聞かせてくれました。藤井隆さんの話をもっと聴いてみたいという方はradikoのタイムフリー機能でお楽しみ下さい。
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