“流行りものに置いてけぼり”の人はどうすれば…

“流行りものに置いてけぼり”の人はどうすれば…

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サッカーW杯が高視聴率をマークする中、そういったブームにどうしても乗り切れないという人も一定数いる。11月29日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部(文化放送)」では、“流行りものとの向き合い方”を考えてみた。

青木理「僕ね、仕事をしてて思うけど、何でもかんでも色んなことを浅く広く知っているよりは、むしろ1つのテーマだとか、この事だったらこいつに聞けばいいってくらいある分野に関してスペシャリティーのある人の方が役に立つように思われるような気がするんだけど」

西川「人としてそういう人の方が魅力的ですよね」

青木「だから『ボク、サッカーあんまり興味なくて、一応ドイツに勝ったことは知ってるんですけど、ちゃんと見てないんですよね』って言った方が『じゃあキミは何に興味があるのかね?』なんていう話になったりする。流行りに乗らないっていうのを気にする必要ないんじゃないですかね」

西川「ただ、それが流行っている時はなかなか…。今までも色んな流行りありましたけど、私【アナと雪の女王】とか【パラサイト】とかまだ観てないんですね。凄いダメな人だったんでしたもん、当時」

青木「だから、そういうふうに思う人がたくさんいるので最近だと【ファスト映画】っていうのが問題になったんじゃないですか。ネット上に色んな映画を短いバージョンでたくさんアップして結局、映画会社とかテレビ局から訴訟を起こされて何億円もの賠償を払うことになりましたよね。ああいう【ファスト映画】みたいなものが流行るのも映画を芸術性とかエンターテイメントとして楽しむんじゃなくて『とりあえず知っとかなくちゃね』っていう人たちがかなりいるから、ああいうものに需要があって供給されていくわけでしょう」

西川「そんな世間がつらいみたいですね。“ついていけなさ”“入れなさ”みたいなのが」

バービー「私は今、この話の流れの中で“置いてけぼり”ではないコンプレックスが発動しているんですけども、流行りものにも乗らないし、一点集中の得意分野もない、そんな人はどうやって生きていけばいいんですか?」

青木「バービーさん、あるじゃないですか?スピリチュアル系とかね」

バービー「(爆笑)」

西川「ニッチでもいいってことですか?」

青木「ニッチなほうがいいんですよ」

番組では、この他にも“流行りものとの向き合い方”をクリエイティブしています。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。

番組の「きょうのクリエイティ部」のコーナーでお伝えしています。

「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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