箱根駅伝 第98回大会ハイライト実況

箱根駅伝 第98回大会ハイライト実況

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出雲は東京国際大学の初優勝、全日本は駒澤大学の連覇で迎えた第98回箱根駅伝。未だ終わりの見えないコロナ禍の影響で、沿道での応援、観戦自粛要請が出される中での大会となりました。

スピード駅伝化が進む中、レースは1区から衝撃の展開を見せます。序盤からひとりで飛び出した中央大学の吉居大和が独走。後続との差をどんどん広げ区間新記録。第83回大会で佐藤悠基が記録した1時間1分06秒を大幅に上回る1時間0分40秒で2区にタスキをつなぎました。

順位が目まぐるしく変わる前半区間、2区では学生長距離界のスーパーエース、駒澤大学の田澤廉が並みいる留学生ランナーを抑えて区間賞の快走で見事に首位を奪取。全日本との二冠へ弾みをつけました。

そして迎えた3区、なかなかペースが上がらない駒澤大学・安原太陽を東京国際大学3年の丹所健と青山学院大学の1年・太田蒼生が捉え、先頭争いを繰り広げます。その後、残り2キロの地点でスパートをかけた太田は丹所をも振り切り、トップで平塚中継所に飛び込みました。

トップに立った青山学院大学は4区をキャプテンの飯田貴之、5区を1年生の若林宏樹と繋ぎ、徐々に後続との差を広げました。またこの5区は帝京大学・細谷翔馬が2年連続で区間賞を獲得。4位でもらった襷を2位まで押し上げる見事な走りを見せました。

青山学院大学は5時間22分06秒で2年ぶりの往路制覇。2位には過去最高を更新して帝京大学が、3位には優勝候補の一角・駒澤大学が入りました。

 

3日の復路、首位スタートの青山学院大学は6区・高橋勇輝が堅実な走りで先頭をキープ。

7区・岸本大紀、9区・中村唯翔、10区。中倉啓敦が区間賞、中村と中倉は区間新記録という圧巻の走りで後続との差をグングン広げ、独走。

復路は5時間21分36秒、総合タイム10時間43分42秒と衝撃の大会新記録で2年ぶりの箱根駅伝制覇を果たしました。

2位には15年ぶりの箱根駅伝表彰台となった順天堂大学、3位には連覇を狙った駒澤大学が入りました。優勝した青山学院大学と2位・順天堂大学の差は10分51秒と異例の大差。記録づくめの圧勝劇でした。

一方、最終10区で順位を落とした東海大学が11位でシード落ち。27分台ランナーを3人そろえた早稲田大学は13位、明治大学も14位とシードを落とす結果になりました。三大駅伝初出場を果たした徳本一善監督率いる駿河台大学は見事に1本の襷をつなぎ切って19位という結果でした。

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文化放送新春スポーツスペシャル  第100回東京箱根間往復大学駅伝競走実況中継

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2024年1月2日(月)・3日(火) 7時30分~14時30分

その他の主な出演者

駒澤大学の2年連続学生駅伝三冠&三大駅伝史上最長6連勝か? 阻止するのは2年ぶりのタイトルを狙う青山学院大学か、史上最多97回目の出場・中央大学か、駅伝巧者・…

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