「日芽香セレクション」中元日芽香、齢26歳にして絵本に魅了される。「心が温まるってこういうことか」
『中元日芽香の「な」』が、11月28日(月)午前7時に更新され、「日芽香セレクション」のコーナーで中元が触れた映画や本、漫画から生き方や考え方、カウンセリングのヒントになるかもという作品について紹介した。
今回、中元が紹介したのは、『きみのことが だいすき』。パイ インターナショナルから2022年2月14日に出版された絵本で、作・絵はいぬい さえこだ。26歳にして絵本に魅了されていると語る中元は、この絵本を読んだ感想として、次のように話した。
「帯には「親子で読んでほしいたくさんの愛を伝えられるメッセージ絵本」っていうふうに紹介されています。ちょうど愛を伝えたいお子さんがいる親御さんにはもちろんですが、私が一読してまず受けた印象は大人にこそ響くメッセージがたくさんある。「動物たちがくらす森の中で どんな会話がなされているのか覗いてみましょう。」っていう導入から入るんですが、私はこれ読んでて油断したら泣いちゃうって思った。なんかこう無条件の優しさというか、まっすぐすぎる温かさみたいなものをダイレクトに感じて。絵本っていう性質上、ほとんどひらがなで語られているところもまたなんかこう柔らかくてスーッと染みるのかなぁとか思いました。例えば出版社さんが紹介しているこの絵本の一文を引用してみますね。「かなしい きもちはね、ふたを しなくて いいんだよ。」うわーっていう。ねぇ。うわーっていう。その言葉をその大人の動物さんが子供の動物さんに語りかけているっていう構図です。親子だけじゃなくて森の中の靴屋さんとか、本屋さんとかいろんな大人がいろんな言葉を子供に言ってます。絵の力もすごく大きいんだろうなーって思いました。可愛らしくて優しいタッチで、子供が目に涙をためている絵がいくつかあるんですが、あれが、もうたまらなく私をざわつかせる。なんか読んでるこう自分の状態とか心境次第ですが、おそらく落ち込んでる時だったらそのまま自分に重ねてしまうなーっていう。没入しちゃうなーっていう、心が温まるってこういうことかっていうのを感じることができました。難しい言葉複雑な演出だけじゃないぞっていう、むしろシンプルだからこそ言葉がスッと入って来るのかなっていうふうに私はこの『きみのことが だいすき』を通して感じました。
中元が、絵本に魅了された理由については、是非Spotifyで確認して欲しい。
『中元日芽香の「な」』は毎週月曜日午前7時に、Podcastにて更新中。
「過去の配信分もこちらから聴けます」
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Profile
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1996年4月13日生まれ。広島県出身。早稲田大学在学中。 日本推進カウンセラー協会認定、心理カウンセラー&メンタルトレーナー。 2011年から6年間、アイドルグループ「乃木坂46」のメンバーとして活動したのち、2017年にグループを卒業。 自身の経験から、心理カウンセラーになることを決意。グループ卒業後、認知行動療法やカウンセリング学などを学び、2018年にカウンセリングサロン「モニカと私」を開設し心理カウンセラーとして活動を始め現在に至る。