「一喜一憂せず、気を引き締めて…」サッカーW杯、ドイツに勝利も冷静な姿勢
現在カタールで開催されているサッカーワールドカップ(W杯)の予選リーグで、日本代表はドイツ代表と対戦し、2−1の逆転勝利を収めた。11月24日の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、木曜コメンテーターで京都大学大学院教授の藤井聡氏が、寺島尚正アナウンサーと意見を交わした。
藤井氏「日本は最近ろくでもないことばかりですけど…」
試合前半、日本がドイツに押される展開で、ドイツがPKで先制。点差を追いかける形になった日本だが、後半からのフォーメーションの変更や選手交代が功を奏し、後半30分に堂安律選手が、そして後半38分に浅野拓磨選手がゴールネットを揺らし見事逆転した。初戦を白星で飾り、勝ち点3を獲得した。
このニュースについて、藤井氏は「日本は最近ろくでもないことばかりですけど、『こんなにええことがあっても、ええんやろか?』ぐらいのね」と強豪のドイツに勝利したことに喜びの様子を見せた。さらに、寺島アナも「一筋の光明と言いますか、嫌なことばかりではないんだな」と共感する。
また、寺島アナは日本代表・森保一監督の発言に注目。「試合前は『選手の準備は整っている。あとはどのくらい羽ばたいてくれるか、活躍してくれるか楽しみだ』と落ち着いて語っていた。監督が落ち着いているのは大事ですね。(勝利を収めた試合後も)『一喜一憂せず、気を引き締めて、反省点を分析したい』(と語っていた)」と、次戦を見据えた姿勢についてコメント。藤井氏も同感を示し、日本の勝利を喜んだ。
なお、寺島アナは試合の生中継を通じて、マスクを着用している観戦者が見られなかったことを指摘。日本の勝利への喜びを噛み締めながらも、すでにカタールでは新型コロナウイルスがインフルエンザ扱いされていることについて話が展開された。
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