11月14日(月)ONAIR 片山右京 DREAM REVIEW レポート!!

11月14日(月)ONAIR 片山右京 DREAM REVIEW レポート!!

Share

今週からセパタクロー元日本代表選手で「東京ヴェルディセパタクローチーム」GMの青木沙和さんをゲストにお迎えしてお送りします。


【青木さんのプロフィール】
青木沙和さんは、東京都のご出身。大学2年時にセパタクローを始め、翌2002年に日本女子代表に選出され、4年に一度のアジア大会でサブメンバーとして出場し、3対3のレグ種目で銅メダルを獲得。その後アジア大会には2006年、2010年、2014、2018年と連続で出場し、3大会連続ダブルスで銅メダルを獲得。世界選手権では2008年大会、ダブルスで強豪ベトナムを下し、準優勝。2017年、2018年大会では3位となる。日本選手権では毎年のように優勝を飾るなど、日本のセパタクロー界をけん引。2018年に一度引退したが、2022年に復帰。そして今年開催予定だったアジア大会がコロナの影響で延期をきっかけに現役選手を引退し、今はアシスタントコーチとして後輩の育成に力を注いでいる。

そもそもどういう競技で、どういう由来で始まったものなの?と言う右京さんの質問に対し・・・

- セパタクローとは「セパ」と「タクロー」で分かれていて、「セパ」がマレー語で蹴る、「タクロー」がタイ語でボールと言う意味。2つの国の言葉をとってセパタクローとなった。日本に来たのは40年ほど前で、東南アジアが主流のスポーツです。
コースはバトミントンと同じ大きさ。ネットの高さも155センチなのでバトミントンとほぼ同じ。3対3で行い、バレーボールと似ているが、バレーボールと違うのは1人連続して触ってもいい、ただ3回以内に相手に返さなければならない。サッカーとバレーボールを足したようなスポーツです。

サッカーのリフティングをやっているような、これを見たときこれは痛いぞと思ったと、右京さん。

(スタジオにボール用意してもらいましたが、結構硬い様子)
昔は等で作ったものだったが、競技になって初めてプラスチックに変わり、これでもラバーが入って柔らかくなったんだそうです。ボールが当たったらめちゃくちゃアザになると、青木さんもおっしゃっていました。

リフティングができればすぐできるものでもないのでストレスが溜まる事はなかったのか?
今まで来たゲストの中で、なんでこれをやろうと思ったんですかと聞きたくなるナンバーワンの競技ですと、右京さん。

- セパタクローを知ったのは中学校の2年生の時、体育の先生がお土産でボールを持って帰ってきた。こんなボールがあるんだと思って・・・。それから大学に入って、それまで部活はバレーボール、高校でソフトボール。大学に入って遊ぼうと思ってオールラウンドサークルに入って遊んでいたんですけど、一生懸命やるものが欲しいなと思って、そこから新しいことをやってもトップになれない。もともと小学校の時にサッカーをやっていたのでサッカーの日本代表になりたいと書いた事を忘れていて、大学の時にそれを思い出して日本代表になりたいなと思った時に、中学校の時に聞いた「セパタクロー」をやってる人いるかなと言うことで調べてみた。日本代表になれるなら、何のスポーツでもよかった。
日本代表になりたいと思って検索して、不純な動機な感じたけど・・・。

先生がお土産をくれていなかったらセパタクローすら知らず、調べてみてどのくらいの競技レベル・人口だったのか?

- 今も増えてはいないけど当時2000人くらいで、今も3000人ぐらい。そこまで大きくはない。当時セパタクロー協会に電話して「セパタクローやりたいけど、どうしたらいいか」と聞いて始まった。電話した先は当時の協会の会長のご自宅で。
練習あるから見においでと言われたのが新宿。新宿でそんなことをやっているんだと思って出向いて、扉を開けた時、アクロバティックなシーンが繰り返されているのを見てめちゃめちゃ面白そうだなと思ったのが最初の印象ですと、青木さん。
その場に日本代表がいると言うのも近い存在だし、難しそうだし面白そう。日本代表近いなと思って始めました。

(それから練習を初めて、翌年には日本代表、凄いですよね。)
大学に行きつつ放課後は違う大学に行って練習をしたり、公園に行って練習をしたり、リフティングと柔軟性が大事なのでそればっかりをずっと練習していた。
サッカーよりボールも小さくてだいぶ違うけれども、蹴ることに対して少しなれていたのと、逆にみんなできるわけでもない膝下で蹴ってしまうとコントロールがつかない事や、股関節を使って持ち上げるなど難しいことができたときの楽しさがあって続けてきました。

と、今週はセパタクローとの出会いについてお話しいただきました。
次週もお話を伺います。

*****************************

「片山右京 DREAM REVIEW 」 では、みなさんからのメールやお手紙を募集しています。

メールアドレスは、ukyo@joqr.net
ハガキ・お手紙は  〒105‐8002 文化放送「片山右京 DREAM REVIEW」 宛
皆さんからのリクエスト曲もお待ちしています。

ラジオはFM91.6/AM1134 文化放送
スマホ・PCからはradikoが便利!
radikoはここから↓
片山右京 DREAM REVIEW





Share

関連記事

NOW ON AIR
ページTOPへ