森永氏「視聴者が飽きてきて視聴率が取れなくなってきているんですよ」旧統一教会問題の取り上げ方について語る
11月14日放送の「大竹まこと ゴールデンラジオ」(文化放送)では、パーソナリティでタレントの大竹まことと、経済アナリストの森永卓郎氏が、新聞各紙による世論調査の結果を受けて旧統一教会問題について語った。
森永氏「なんとかしようしようと鎮静化を図っているのですが、次から次へと情報が出てきていつまで経っても終わらないんですけど。実はテレビの旧統一教会報道っていうのは、あまりにやりすぎて視聴者が飽きてきて視聴率が取れなくなってきているんですよ。だからしっかり真相を解明するっていうのを優先しないといけなかったんじゃないかなと思っていて。そのためにも少しペースダウンしながらしぶとく追求するっていうのが良いのかなと思っています」
大竹「新聞には世論調査の結果が出ていますけど。一時期世論調査って信憑度がちょっと落ちてた時期もありますが、世論調査をやることによって逆にみんなが旧統一教会問題をちゃんとやらないとダメだっていう結果が出てくると、この世論調査にメディアが後押しされることもあるのではないでしょうか」
森永氏「そういう地道な調査を重ねていくっていうのは、すごく良いと思うんです。だから、極端な番組とか極端な誌面を作るのではなくて、まだわかってないことがたくさんあるんですね。特に自民党と旧統一教会が組織的にどういうふうに結びついていたのかっていうのが全然解明されてないので、そこをずっと追求してほしいなと思います」
また大竹は、旧統一教会側との「政策協定」がどの程度の議員に持ち掛けられていたのか朝日新聞が行った調査で、未回答の議員が54人いたことについて「未回答の議員が54議員、そのうち自民が9割超。その中には、閣僚経験者とかね、たくさん名前が入っていて。世論調査未回答だと。答えてくれないってことだよね。新聞社からのアンケートを無視したと。世論調査がいろんな問題を後押しする中で、無視して良いのかなぁと。無視したまんまでこのまま進んでいくのかなぁと。気になるところだらけです」とコメントした。
「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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