カラスはいきなり襲わない。どんなステップを踏んでくる?
11月9日「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」(文化放送)、特集コーナーは「カラス」をテーマに、その生態や危険性などを語り合った。
大島育宙「カラスに特別、悪いイメージはないです。でも小学生のとき、先生がカラスに頭を刺されて、1ヶ月ぐらい頭に包帯を巻いていた、という記憶はあります。襲われた人を見たことないので、当時は『本当かな?』ぐらいに思っていました」
西川あやの「隣にいますよ、襲われた人」
永井玲衣「私は『やるかやられるか』な関係ですね」
大島「え? ライバル!?」
永井「天敵ですね。3回襲われているので。小柄なせいか、私を持っていこうとしたんですよ。子供のころに2回、あとは大学院、26か7のときでした」
西川「院のときのカラスのエピソードを教えてください」
永井「大学の門の近くを歩いていたら、『ギヤー、ギヤー』みたいな声が聞こえて。気づいたら、鋭利な……足の爪か。それで脳天を刺して、そのまま行こうとして」
西川「ええ~っ!?」
大島「ちょっと体が浮いて……?」
永井「浮きませんから(笑)。爪が食い込みはしましたね。髪の毛もグルグルと巻き込まれて。さすがに持っていけないから、最後は離して飛び去るわけですけど。戦いました」
大島「くちばしでの攻撃は?」
永井「基本、足での攻撃でした」
人を襲うこともあるカラスだが、すぐ実行に移すわけではないという。
西川「カラスはいきなり襲わないそうです。ステップがあるそうで、まずその1、『近づいた人間に対し、じーっと見つめる』」
大島「まあこれはよくありますね」
西川「カラスと目を合わせないように、みたいな教え、ありますもんね。続いてその2、『大きな声で鳴きながら上空を旋回する』」
大島「ここからは普通の人、やられたことないですよ」
永井「きっとこれだな、私がやられたの」
大島「永井さんの『ギヤー、ギヤー』と言っていた、というのはこれだったということですね。ステップ踏まれているじゃん……」
西川「その3、『枝を折ったり、落としたりして、別の音を出す』。これらの警告を無視していると実力行使に出るそうです。爪で引っかく、くちばしで突っつくとか。特に5月から7月は繁殖期でカラスが最もナイーブな時期。気をつけておきたいものですね」
カラスにはおよそ40種類の鳴き声があり、長さ、鳴き方によって意味が変わってくるという。西川が鳴きマネつきで解説した。その様子を含め、詳しくはradikoのタイムフリー機能で確認してほしい。
「西川あやの おいでよ!クリエイティ部」は毎週月曜~金曜の午後3時30分~5時45分、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。
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